この記事では「難しいようでしたら大丈夫です」について解説をします。
「難しいようでしたら大丈夫です」とは?意味
それを行うことが困難な場合にはやらなくてもよい、といった意味です。
できれば引き受けて欲しいけれど、断ってもよいというニュアンスがあります。
「難しい」には、ある事柄を実現するのができそうもない、解決するのに苦労をするという意味があります。
「よう」は、仮定の意や、推量・想像の意を表す語です。
「でしたら」は仮定を表します。
「大丈夫」とは、丈夫でしっかりしているさま、確かであるさまのことです。
近年は、可能・不可能を表す語としても使われています。
「です」は丁寧の意を表します。
「難しいようでしたら大丈夫です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ある事柄を実現することが困難であるなら、それをやらなくてもよいといった意味で使用をします。
何かをお願いするときに、「断ってもよいのですよ」という意味合いで用います。
「大丈夫です」では、よいのか、悪いのかがよくわかりません。
たとえば、飲食店で出されたお茶を飲んでコップが空になったとします。
店員がそれを見つけると、「お茶のおかわりはどうですか」など訪ねてきます。
このときに「大丈夫です」と答えると、お茶のおかわりはいりませんと受け取ることも、お茶のおかわりをお願いします受け取ることもできます。
「大丈夫です」はいろいろな受け取り方ができるので、ビジネスシーンでは使用を控えるのが望ましいです。
また、目上の人に使用すると失礼になります。
「差し支えない」など別のいい方をするようにします。
「難しいようでしたら」も目上の人には、あまり使用しない方がよいでしょう。
「あなたにはできる能力がない」というニュアンスを含んでいるように受け取られてしまうことがあります。
この場合は、「お忙しい用でしたら」など別の言い方をします。
自分と同等のものに対して使用するには問題ありません。
「難しいようでしたら大丈夫です」を使った例文
・『イベントの参加について、難しいようでしたら大丈夫です』
「難しいようでしたら大丈夫です」の返答や返信例
何かをお願いするときにこの言葉が使用されることが多いので、お願いされたことを引き受けることができるのか、できないのかを答えます。
すぐに返事ができないこともあると思うので、その場合はいつまでに返事をすると伝えるとよいでしょう。
相手にも都合があるので、いつまでも待たせないようにします。
まとめ
お願いをするときに使用する言葉です。
相手に断る余地を与えています。
しかし、この言葉は目上の人に使用するには不適切なので、別のいい方をするようにします。