こちらの記事では、ビジネス上でも見聞きする事もある「お時間を頂戴できれば幸甚です」の言葉の意味や、使い方に関して説明致します。
「お時間を頂戴できれば幸甚です」とは?意味
お時間を頂戴できれば幸甚ですは、おじかんをちょうだいできればこうじんです、と読むのが正解な言葉です。
文字で表記されたこの言葉を目にすれば理解出来る事でしょうが、時間をという言葉を丁寧に表現したお時間をの文字に、もらう事ができればをへりくだった言い回しにした頂戴できればの文字を加え、とても幸せですを改まった表現にした幸甚ですの文字を付け足す事で完成した言葉となっています。
以上の事からお時間を頂戴できれば幸甚ですは、時間をもらえればとても幸せです、という意味を表すのです。
「お時間を頂戴できれば幸甚です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
お時間を頂戴できれば幸甚ですは、時間を割いてくれれば非常に幸せです、という意味に使われる言葉となっています。
ただし時間ではなく、お時間という言葉遣いになっている事から分かる様に、この言葉は相手に丁寧な言い回しで時間を割いてくれるようにお願いする言葉です。
そのため、ビジネスシーンでは、部下の様な目下の相手に使用すると大袈裟過ぎて不自然になってしまいます。
なので敬うべき目上の相手と言える、上司やお客、取引相手といった相手に対して、丁寧にお願いする際に駆使する言葉です。
「お時間を頂戴できれば幸甚です」を使った例文
・『少しだけでも、お時間を頂戴できれば幸甚です』
・『よろしければ来週にでも、お時間を頂戴できれば幸甚です』
・『ご多忙の中大変申し訳ないお願いですが、お時間を頂戴できれば幸甚です』
「お時間を頂戴できれば幸甚です」の返答や返信例
お時間を頂戴できれば幸甚ですは、相手に時間を割いて貰える様にお願い事をする際に用いられる言葉となっています。
もっとも全体的に改まった丁寧な言い回しが行われている事から、目上の相手に対して気遣いながら丁寧にお願いをするという意味合いがあるのです。
だからこそこのお時間を頂戴できれば幸甚ですの言葉に対して、返答や返信をするのは、立場として上にあたる人物という事になります。
お陰でこの言葉に対するポジティブな返答や返信例としては、大丈夫ですよ、とか、分かりましたといった言葉を挙げる事が可能です。
まとめ
お時間を頂戴できれば幸甚ですは、時間を貰えればとても幸いですといった意味を示します。
要するに時間を作ってくれる様にお願いする言葉であると共に、全体的に言い回しがかなり丁寧になっているのです。
故に存分に気遣うべき相手に対して使用すべき言葉であり、部下の様な目下の相手に使うべきではありません。
取引相手や上司、お客といった気遣うべき目上の人物に対して用いるべき言葉となっているのです。