「今回は見合わせることになってしまいました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今回は見合わせることになってしまいました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「今回は見合わせることになってしまいました」の意味を分かりやすく説明していきます。

「今回は見合わせることになってしまいました」とは?意味

「今回は見合わせることになってしまいました」は、「それまで実施することになっていた事柄が、何らかの事情により延期せざるを得ない状況になってしまった時に、相手に対して連絡する時の表現」という意味です。

当然行動・実施する予定で進めてきたことが、そのタイミングでできなくなり、延期して様子を見ることを伝えています。

「今回は見合わせることになってしまいました」の成り立ちや使われるシーン

「今回は見合わせることになってしまいました」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「今回は見合わせることになってしまいました」の成り立ち

「今回は見合わせることになってしまいました」「今回+は+見合わせる+ことになって+しまいました」で成り立っています。

「今回」「何回か行われる事柄の中で今行われていること」という意味、「は」は助詞、「見合わせる」「事情を考慮し実行するのを差し控えて様子を見る」という意味、「ことになって」「ことになる」の連用形で「結果的にそうなる意を表す」という意味、「しまいました」は動詞「しまう」の丁寧表現で、「そのつもりでないのに、ある事態が実現する意を表す」という意味です。

丁寧語が含まれているので目上の人にも使えますが、やや口語調でストレートな表現になります。

「今回は見合わせることになってしまいました」が使われるシーン

「今回は見合わせることになってしまいました」

「今回は見合わせることになってしまいました」の言葉の使い方や使われ方

「今回は見合わせることになってしまいました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『悪天候により、今回は見合わせることになってしまいました』

屋外でのイベントを計画していたのですが、天候不良により延期・中止になること伝える時に使われます。

『感染症拡大の為、今回は見合わせることになってしまいました』

感染症が蔓延していて大人数で実行するものごとは控えるべきであるという意見が多かった為に延期・中止を余儀なくされた時の表現です。

「今回は見合わせることになってしまいました」の類語や言いかえ

「今回は見合わせることになってしまいました」の類語や言いかえは以下の通りです。

「残念ながら今回は見送らせていただきます」

「残念ながら」が付くことで、仕方のないことであるという気持ちを伝えます。

「見送る」「今行動するのは不利と考えてそのままにしておく」という意味で「見合わせる」と同じ、「~させていただきます」が付くことで、相手に対して「~させてもらいますが、お許しください」という意味になります。

二重敬語という見方もありますが、ビジネスで日常的に使われているので問題ありません。

まとめ

今回は「今回は見合わせることになってしまいました」について紹介しました。

「今回は見合わせることになってしまいました」「計画をやむを得ず延期する時に相手に伝える表現」と覚えておきましょう。