「大事ないことを祈ります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大事ないことを祈ります」とは?
これは、大きな事にならないようにと祈る気持ちを伝える言葉です。
「大事ない」は、「大きな事にならない」という意味になります。
これは、ネガティブな事象が最小限の被害で済むようにという意味で使用される言葉になっているのです。
たとえば、病気や怪我が大したものではないことを「大事ない」と表現できます。
また、「大事ないこと」にすれば、一つの名詞のように扱える形になります。
そして「祈ります」は、そのような状況を祈ることを丁寧語で言い表したものなのです。
これらのことから、この言葉が大きな事にならないようにと祈る気持ちを伝えるものであると分かるのです。
「大事ないことを祈ります」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が体調を崩していたとします。
そのため、病院に行って診察してもらうことにしたのです。
このようなケースで、「それでは、大事ないことを祈ります」と伝えるとよいでしょう。
これにより、大きな事にならないようにと祈る気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「大事ないことを祈ります」の表現方法に注意するべきです。
これは「大事ないことを祈念します」などに置き換えできます。
また、「大事なきことを祈念いたします」なども同じ用途で使用できるのです。
さらに、「大事ないことをお祈り申し上げます」と言い換えてもよいでしょう。
「大事ないことを祈ります」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『それでは、大事ないことを祈ります』
・『状況は分かりませんが、大事ないことを祈ります』
・『我々にできることはありませんが、大事ないことを祈ります』
「大事ないことを祈ります」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大事ないことを祈ります」の類似表現
たとえば、「大事なきことを祈ります」が類似表現になります。
「大事ないこと」と「大事なきこと」は、同じような意味で使えるのです。
「大事ないことを祈ります」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「大事ないことをお祈り申し上げます」に言い換えできます。
まとめ
このように、大きな事にならないようにと祈る気持ちを伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。