「見ました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「見ました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「見ました」について解説をします。

「見ました」とは?意味

目でそのものをとらえた、確かめた、読んだといった意味です。

「見る」には、目でそのものをとらえる、確かめる、読んで知るなどの意味があります。

たとえば「新聞で見る」とすると、新聞を読んで知ったということを指します。

「ました」は過去や完了を表す語です。

「でかけました」とすると、今よりも前のあるときにでかけたという意味になります。

「見ました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

メールや資料などに目を通したことを表すときに使用をします。

「見る」には読んで知るという意味があるので、メールや資料を読んだという意味です。

友達同士だと、「昨日のテレビ見た?」「見たよ」などの会話をすることがあると思います。

ビジネスシーンでテレビの話題を出すことはほとんどないので、この意味で「見ました」ということは少ないです。

ただし、上司や取引のある相手がテレビに出演をした場合、それを見たという意味では使用することがあります。

飲食店を紹介するテレビで、そこの知り合いの店主がテレビに出たなどといった場合です。

しかし、相手に敬意を表す言葉ではないので、別のいい方をするのが適切です。

自分を低くして、相手を高めたいい方にすると「拝見しました」となります。

今見るなら「拝見します」、過去のことなら「拝見しました」です。

見ているのは話し手です。

「拝見させていただきました」は二重敬語なので、「拝見しました」とします。

上司が資料などを見たという意味では、この言葉は使用しません。

目上の人が見たことを表すには、「ご覧になる」といいます。

相手から資料などを手渡されたときに、何も言わずに見るよりも、一言いってから見た方が印象がよくなります。

一応、相手からの許可を得ます。

しかし、言葉遣いが丁寧でないとよい印象を与えることはできません。

一言添えるときの言葉遣いに注意が必要です。


「見ました」を使った例文

・『見積書を見ました』
・『資料を見ました』

「見ました」の返答や返信例

相手に見たかどうかを尋ねて、それへの答えとして「見ました」といっているので、さらにこの言葉に返事をする必要はありません。

見たものに対しての意見を聞きたいときには、「意見を聞きたい」など問うてみるとよいでしょう。

まとめ

ビジネスシーンでは、メールや資料など見るべきものが数多くあります。

目を通しておかなければならないものについて、それを読んだのかを問われたときに、この言葉は返答として使用をします。

ただし、目上の人に対して使用するのは不適切なので、「拝見しました」とします。