この記事では「このようなことになり」について解説をします。
「このようなことになり」とは?意味
謝罪をするときの言葉です。
「この」が指す事柄について、申し訳なかったという気持ちを表します。
「この」は話し手が向き合っている事柄や場面を指します。
たとえば、今新製品の開発の話し合いをしているとします。
長時間話し合っているのですが、よいアイデアがでてきません。
ある人が「この話はいったん終わりにしよう」といいました。
「この」が指すのは、話し手が向き合っている「新製品の開発」についてです。
「このよう」と「よう」をつけると、こういうふう、このとおりといった意味になります。
「ことになり」は、「このよう」が指すふうな状態に変わる、その状態にあるといった意味です。
「このようなことになり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
謝罪のときに用います。
この後に謝罪の言葉が続くことが一般的です。
まずは、「申し訳ありませんでした」などの謝罪の言葉を述べ、それから反省していることを伝え、そしてこれからどうするのかを述べます。
最初に謝罪をすることが大切です。
反省や今後のことは、その後に述べるようにします。
「このよう」では何を指しているのかわかりにくいので、「このよう」が指す事柄を具体的にあげることもあります。
たとえば、製品に不具合があって謝罪をするときなら「製品に不具合があり」などと表現します。
不利益になることを受けた相手は、謝って欲しいという気持ちだけでなく、償って欲しいという気持ちも持っています。
そのため、謝罪の言葉を述べるだけでなく、今後どうするか、どのように償うのかも相手に伝えるようにします。
そうすることで、許してもらえる可能性が高くなります。
謝罪の際には、お詫びの品としてお菓子などを持参することがあります。
日持ちするものが望ましいです。
気持ちの重さを表すために、軽すぎないもの、流行ものでないものを選びます。
価格は5000円前後が無難です。
安すぎれば軽んじているように受け取られてしまい、高価なものでは相手に負担をかけます。
「このようなことになり」を使った例文
・『このようなことになり、大変申し訳ありません』
「このようなことになり」の返答や返信例
謝罪を述べられているので、それに対して返答をします。
許すのであればそのことを伝えます。
許せないこともあるでしょう。
どうして許せないのかを相手は知りたいはずなので、その理由を伝えます。
また、どうすれば許せるのかも述べるとよいでしょう。
まとめ
謝罪のときに用いる言葉です。
「このよう」ではわかりにくいので、具体的な事柄をあげる場合もあります。