「ご健勝のことと存じます」について解説をいたします。
「ご健勝のことと存じます」とは?意味
「ご健勝のことと存じます」とは、ビジネスパートナーとなる相手に関して、健康であると願いますという相手に対してこちら側が健康であることを渇望する言葉です。
なお、「存じます」とは、思っていますという疑問を投げかける言葉なので、「ご健勝のことと存じます」は、健康であることを願っていますがどうでしょうか?という疑問を相手にぶつけている言葉でもあります。
「ご健勝のことと存じます」の言葉の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご健勝のことと存じます」は相手の健康を気遣う言葉でかつ相手に対して確認を求める言葉なので、万が一相手先が健康体ではない場合、失礼に当たりますので、必ず原則として相手の方が健康であると分かっていて確認をするためにこの言葉を使うという方向が望ましい言葉の使い方です。
なので、相手先が健康ではない場合、おそらくですが気まずい返事が返ってくるでしょう。
「ご健勝のことと存じます」を使った例文
・『田中様、ご健勝のことと存じますが一度確認したいことがありますのでぜひお越しください』
上記は、相手が健康であるとわかっていますが、一度お会いして顔を確認したいということを確認したいという言葉でごまかしており、ビジネスで確認したいことがあると装っている例です。
無論ビジネスで確認したいことがある場合、長らくあっていない人に対する確認をする場合、上記の言葉を使えばよいでしょう。
「ご健勝のことと存じます」の返答や返信例
「ご健勝のことと存じます」の返答については、健康であることを問われているので、相手先に対して同じ言葉を返してもよいでしょう。
なので、「おかげさまで元気にやっていますそちらはどうですか?」と返事を返せば、同じことを相手先に述べたとなります。
ただ、返事を返す際、同じことを相手に返す場合は相手先の健康面も気にしてから返事を返す必要性があるので注意しましょう。
まとめ
「ご健勝のことと存じます」は、相手先の企業の方々の健康状態を問う言葉で何も企業で働く社員の健康状態を意味するだけではありません。
つまり、企業自体の経営状態を意味する言葉に置き換えることも可能で企業の経営が大丈夫なのかという風に置き換えることもできるのです。
なので、相手企業の捉え方によっては失礼にあたると言われることもあり使用時においては、相手先の企業の状態や社員の健康状態について把握してから絶対に健康体である、経営状態は良い会社だということを確認してから使用するのがベストです。
ちなみに、この言葉自体は日常でも使用可能でかつ目上の方やどのような人物に対しても失礼の無いように相手の方に自分の思っていることを伝えることができる言葉になり、ビジネス以外では、習い事などでも相手の先生の方の健康を気遣う言葉として使用可能です。