「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」とは?
これは、元気で過ごしているであろうと推察することを言い表した言葉です。
「お元気でお過ごしのことと」は「元気で過ごしているであろうと」と同等の意味になります。
ここでは接頭語を使って丁寧な言葉にしているのです。
また、「拝察申し上げます」は「推察します」を謙譲語にしたものです。
このようにすることで、自分の行為をへりくだった形で表現できます。
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物に手紙を書くことにしたとします。
そして冒頭には、季節や相手の様子に触れるメッセージを記すことにしたのです。
このような状況で、「最近は暑い日が続きますが、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」と書くとよいでしょう。
これによって、自然な挨拶文を使って、手紙を書き出す事ができるのです。
この言葉を使うときは、「拝察申し上げます」の表現方法に注意するべきです。
これは「拝察します」や「推察いたします」などに置き換えて使用できます。
同じような意味でも、それぞれ印象の違う表現で言い換える事ができるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『暑い日が続きますが、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます』
・『貴殿におかれましては、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます』
・『しばらくお会いできていませんが、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます』
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」の類似表現
これの類似表現として、「お元気で過ごしていることと拝察申し上げます」が挙げられます。
「お過ごしのことと」と「過ごしていることと」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お元気でお過ごしのことと拝察します」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、元気で過ごしているであろうと推察することを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。