「これより献杯をさせて頂きます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「これより献杯をさせて頂きます」とは?
「これより献杯をさせて頂きます」は、敬意を示して杯を捧げる場合に使用できる言葉です。
「これより」は「今から」や「ただいまより」などの意味で使用されます。
「これより」と表現したほうが、フォーマルな印象の言葉になるとえます。
また、「献杯」は「杯を献じる」と書きます。
つまり、敬意を示して杯を捧げることを「献杯」と言い表しているのです。
なお、「させて頂きます」は「させてもらう」を謙譲語で言い換えたものです。
このようにする事で、相手の了承の下での行動であるニュアンスを付与できるのです。
「これより献杯をさせて頂きます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「これより献杯をさせて頂きます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、葬儀に参列したとします。
会食の初めには、喪主の挨拶に続いて、杯を捧げる役目を任されたのでした。
このような場合には、「それでは、これより献杯をさせて頂きます」と述べるとよいでしょう。
これにより、故人に杯を捧げる様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「させて頂きます」の使い方に注意しましょう。
これ自体は正しい表現ですが、安易に使用すると冗長な印象になります。
手軽に丁寧な言葉にできるので、濫用されがちな言葉なのです。
使用する場合は、無駄な使い方になっていないかを十分に注意するとよいでしょう。
「これより献杯をさせて頂きます」を使った例文
「これより献杯をさせて頂きます」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、少し言葉を加えてアレンジすることも可能です。
・『これより献杯をさせて頂きます』
・『それでは、これより献杯をさせて頂きます』
・『これより、故人に献杯をさせて頂きます』
「これより献杯をさせて頂きます」の類語と敬語での言いかえ
「これより献杯をさせて頂きます」の類語と敬語を解説していきます。
「これより献杯をさせて頂きます」の類似表現
「これより献杯をさせて頂きます」の類似表現には、「これより杯を捧げきます」があります。
「献杯をさせて頂く」と「杯を捧げる」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「これより献杯をさせて頂きます」の敬語表現
「これより献杯をさせて頂きます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「これより献杯いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「これより献杯をさせて頂きます」は、敬意を示して杯を捧げる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。