この記事では「ご確認いただきたいことがございます」という言葉を説明していきます。
「ご確認いただきたいことがございます」とは?
相手に対して確認してほしいことがあるという意味の言葉で、書類や持ち物、製品のリコールが関わる相手の所有物や考えについて使う事が多い言葉で、複数人いるときにひとりだけ「ご確認いただきたいことがございます」と言われると驚きがある言葉でもあります。
商品のリコールでは商品番号の確認、不良箇所の確認などで使いやすい言葉で、このシチュエーションではサービスマンやメーカーの社員が製品の近くにはいないということがわかります。
注意事項を強調するという使い方もあり、契約などが納得行くものであるか、今一度確認して欲しいときにも使われる言葉です。
この場合も書類は少なくともこの言葉をかける相手も所有しています。
「ご確認いただきたいことがございます」を使った例文
・『当社のエアコンを購入した方にご確認いただきたいことがございます』
この場合はリコールの確認や安全上の問題を確認するケースで、顧客に直接確認をしてもらうことになります。
・『契約にあたりもう一度ご確認いただきたいことがございます』
この場合は契約書の中で確認をしたほうが良い箇所があるということになります。
・『商品でご確認いただきたいことがございます』
プリンタインクなど家電の消耗品などで持っている商品が今購入した商品と適合しているかという:ケースで使うことがありますが、店員と客の会話ではもう少しくだけた場合もあるでしょう。
「ご確認いただきたいことがございます」の言いかえ表現
「確認してほしいことがある」という意味の敬語表現が言いかえとなり、「確認させてほしいこと」では言い換えにはなりません。
「ご確認していただきたいことがあります」「こちらについてご確認ください」などが言いかえとして使えます。
「ご確認いただきたいことがございます」の類似表現
相手に対して見てほしいことを依頼する言葉、確認してほしいことを依頼する言葉が類似表現で、「書類について確認してください」あたりが比較的くだけた表現での類似表現ということができます。
「ご確認いただきたいことがございます」の敬語表現 ご確認いただきたいことがございますがすでに敬語として最も進めた形となっており、「自分で確認して」あたりが全く敬語ではない状態になります。
「ご確認いただきたく存じます」でも同等に使えます。
「ご確認いただきたいことがございます」の英語表現
I have something to checkが英語で、I want you to confirmでは確認してほしいとなります。
まとめ
ご確認いただきたいことがございますという言葉は使うシチュエーションがやや限られており、責任はこの言葉をかけた側にあるものの、その場に責任者がいないというケースでも使うことがあり、契約などで責任者と顧客というケースでも使うことはあります。
