「おいでいただける」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「おいでいただける」とは?
これは、「来てもらえる」という内容を敬語で表現した言葉です。
「おいでになる」は尊敬語になっています。
これは「来る」という内容を、相手に敬意を示す形で言い換えたものなのです。
また、「いただく」は謙譲語になっています。
これは、相手にへりくだる様子で、敬意を表す言葉になっているのです。
そしてこれは、「もらう」と同じ意味を持ちます。
また、これを組み合わせて「おいでいただく」にすれば「来てもらう」という意味になります。
これに「できる」の意味を付け加えたのが、「おいでいただける」なのです。
このようにすると、「おいでいただく」という行為が実行可能であることを、表現したものになるのです。
これらのことから、この言葉が「来てもらえる」という内容を敬語で表現したものであると分かるのです。
「おいでいただける」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客に来社してほしいと伝えていたとします。
すると相手は、今月中には来てくれると回答してきたのでした。
このようなケースで、「今月中には、おいでいただけるとのことです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、来てもらえるということを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「おいでいただける」の表現方法に注意するべきです。
これは「お越しいただける」に置き換えできます。
また、「来てもらえる」で敬語を使わない表現にできるのです。
「おいでいただける」を使った例文
例文のように、前後に加える言葉次第で、それぞれ印象の違う表現にできるのです。
・『今日もおいでいただけるそうです』
・『今月こそはおいでいただけるでしょう』
・『また来年もおいでいただけるとよいのですが』
「おいでいただける」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「おいでいただける」の類似表現
たとえば、「おいでくださる」が類似表現になります。
「おいでいただける」と「おいでくださる」は、同じような意味で使えるのです。
「おいでいただける」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「お越しいただける」に言い換えできます。
まとめ
このように、「来てもらえる」という内容を敬語で表現する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。