「大変参考になりました」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「大変参考になりました」とは?
はじめに「大変参考になりました」の意味を解説していきます。
この言葉は、しっかり敬語表現されており、「大変」で強調表現もされていることから、丁寧な言葉に感じます。
しかし、意外に落とし穴があり、上司などの目上の人に対しては、使わないようにするべき言葉なのです。
なぜなら「参考」は「自分の考えを決定するのに、利用する、足しにする」との意味があり、相手の考えを過少にみるような印象を持つ表現なのです。
「大変参考になりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「大変参考になりました」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが作成した資料に対して、上司から指摘があったとします。
この場合、あなたは自然に「大変参考になりました」と返答してしまうのではないでしょうか。
日常的に誤用されることが多いので、上司も特に気にしないはずです。
しかし、誤用に気が付く上司もいるかもしれないのです。
この言葉を使う場合の注意点は、自然に使ってしまう事です。
それだけ違和感を感じない表現なのです。
そのため、日ごろから「勉強になりました」などの言い換えができるように、意識する費用があるのです。
「大変参考になりました」を使った例文
ここでは「大変参考になりました」を使った例文を挙げていきます。
どれも目上の人に対して憑か場合は失礼な表現になります。
この文例で言えば、「勉強になりました」で言い換えるのが無難な用法になります。
・『ご指摘いただき、大変参考になりました』
・『ご指導いただき、大変参考になりました』
・『ご教授いただき、大変参考になりました』
「大変参考になりました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「大変参考になりました」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「大変参考になりました」の類似表現
まず「大変参考になりました」の類似表現について解説します。
「大変参考になりました」は「とても参考になりました」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「大変参考になりました」の敬語表現
つぎに「大変参考になりました」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「大変勉強になりました」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「大変参考になりました」という表現は、ついつい使ってしまう言葉だと思います。
しかし、目上の人に対して「参考になった」を使うのは失礼になるため、別な表現に言い換えるのがよいでしょう。