「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」とは？
これは、相手の健康と相手の会社の発展を同時に祈る場合に使用される言葉です。
「皆さま」は複数の相手に呼びかけるような敬称になっています。
そして「ご健勝」は「丈夫で健康なこと」を意味する言葉です。
さらに、「貴社」は相手の会社を示す敬称です。
そして「ますます」は、「今よりも程度が増すこと」を表現したものになっています。
そして「ご発展」は、「勢いが盛んになること」を意味しているのです。
なお、「お祈り申し上げます」は「祈る」を謙譲表現にしたものになっています。
これらのことから、「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」が、相手の健康と相手の会社の発展を同時に祈る場合に使用される言葉であると分かるのです。
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある企業の担当者にメールを書いたとします。
そしてメールの最後には、少しかしこまった様子の挨拶文を書くことにしたのです。
このような場合には、「最後になりましたが、皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の健康と、相手企業の発展を祈ることを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お祈り申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは、「お祈りいたします」に置き換えて使用できます。
どちらも同じような意味ですが、印象の違う表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾を少し変化させれば、それぞれ印象の違う表現を作り出せるのです。
・『皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます』
・『皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈りいたします』
・『皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈りします』
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展を祈念いたします」があります。
「お祈り申し上げます」と「祈念いたします」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「皆さまのご健勝と貴社ますますのご発展をお祈りいたします」のように言いかえできます。
まとめ
このように、相手の健康と相手の会社の発展を同時に祈る場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
