この記事では「すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが」について解説をします。
「すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが」とは?意味
もう金銭を払い渡してもらっていたなら大変申し訳ないけれど、といった意味です。
「すでに」は、過去のある時点で物事が成立していることを表します。
時間が経過をして、物事の状態が変わったことを表す語です。
「お支払い」は「支払い」を敬意を示す形にしています。
「いただい」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「いた」の「た」は、動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表します。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表す語です。
「恐縮」は相手に迷惑をかけて申し訳ないことを表します。
「すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が支払いを済ませている可能性があるときに用います。
客が注文した商品をキャンセルしたい場合で説明をします。
客がある商品を注文しました。
注文をしたものの、やはり必要ないのでキャンセルをしたいと問い合わせがありました。
この客は支払い方法を銀行振り込みで選択をし、すでに支払いを行っています。
店側は支払い後のキャンセルを受けつけていません。
客には申し訳ないけれど、すでに支払いをしているのでキャンセルを受けつけることはできません。
この事実を店側から客に伝えるときに、このような言葉を用います。
支払後のキャンセルを受けつけていない場合は、そのことをホームページなどに明記しておく必要があります。
わかるように記載をしておかないと、トラブルが発生する恐れがあります。
「すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが」を使った例文
・『すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが、キャンセルをお受けすることはできません』
「すでにお支払いいただいていた場合は大変恐縮なのですが」の返答や返信例
支払後のキャンセルはできないという場合は、キャンセルすることをあきらめなければなりません。
支払後のキャンセルは受けつけないと、どこかに記載されていたはずです。
それを見ていないこちら側の責任といえるでしょう。
返金できないという場合も、あきらめるしかありません。
すでに支払ったものについては、そのサービスを受ける、品物を手にするなどします。
まとめ
この言葉は、相手が支払いをしている可能性があるときに用いるものです。
支払い後にはキャンセルできないなど、相手にとって望ましくない事柄を伝えなければならないときに用います。
相手にとって望ましくない事柄を伝えるときには、相手の気持ちに配慮した伝え方をしましょう。