「査収しました」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「査収しました」とは?
はじめに「査収しました」の意味を解説していきます。
まず「査収」とは「内容を検査して受け取ること」を意味する言葉です。
そして、この言葉は相手に使う丁寧な言葉であるため、通常は「ご査収おねがいします」のような形式で使用するのが一般的です。
本来は、提出する側から受け取り側に対して使う言葉なのです。
しかし、この例では「査収しました」としていることから、「査収」の行為の主体は自分にあります。
そのため、使用方法として間違っている十言える出のす。
「査収しました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「査収しました」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが取引先から契約書を送付してもらったとします。
この場合、返信のメールの中で「契約書を査収しました」書いたらどうでしょうか。
相手からは、常識のない人だと思われてしまうはずです。
この言葉を使う場合の注意点は、自分に対しては使わないことです。
相手に向かっては「ご査収ください」などと使用できます。
しかし「私が査収します」などと、自分に対しての使用は誤用になるのです。
自分が受け取る側だった場合は、「確かに受け取りました」などの表現に言い換える必要があるでしょう。
「査収しました」を使った例文
ここでは「査収しました」を使った例文を挙げていきます。
例文として挙げましたが、「査収しました」は「確かに受け取りました」などに言い換えるのが正しい用法になります。
・『資料について査収しました』
・『納品物を査収しました』
・『成果物につきまして、査収しました』
「査収しました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「査収しました」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「査収しました」の類似表現
まず「査収しました」の類似表現について解説します。
「査収しました」は「確かに受け取りました」と言い換えられます。
こちらのほうが、正しい表現と言えます。
「査収しました」の敬語表現
つぎに「査収しました」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「確かに受け取りましたの」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「査収しました」という表現は、相手に対してのみ使用できるもので、自分に対しては使えません。
使用方法を間違えると、常識の無い人と思われて恥ずかしい思いをするので、十分に注意するのがよいでしょう。
