この記事では「売り上げが芳しくない」について解説をします。
「売り上げが芳しくない」とは?意味
商品を売って得た代金の総額が好ましくない、といった意味です。
「売り上げ」には、商品を売ったりサービスを提供したりして得た代金の総額、という意味があります。
金銭についてを指す場合が多いですが、「売り上げ個数」のような使い方をして、数についてを指す場合もあります。
「芳しくない」は、「芳しい」を「ない」で打ち消しています。
「芳しい」は、好ましいと認められるさま、立派であると認められるさまという意味です。
それを「ない」で打ち消しているので、好ましくないという意味になります。
「売り上げが芳しくない」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、売り上げの報告をするときに用います。
売り上げが好ましい状態ではないとは、どの程度の額をいうのか定義はありません。
その企業の状態や予想していた売り上げ額や個数によって変わってきます。
たとえば、ある商品は1か月に100万円分売れるだろうと考えていたとします。
しかし、実際には70万円分しか売れませんでした。
予想していたよりも売れなかったのです。
これは、売る側にとっては好ましくない状態です。
このような状態を指して用います。
会話の中では「ない」で言葉を切るのではなく、「〜ありません」のような形にします。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
売り上げがよくないときには、対策を考えることになるでしょう。
そのため、この後に話し合いをしたり、メーカーとやり取りしたりなど行うことがあるはずです。
その場合は「ないので〜」と言葉を続けます。
「売り上げが芳しくない」を使った例文
・『売り上げが芳しくないので、会議を開きます』
「売り上げが芳しくない」の返答や返信例
この後に何が伝えられるかによって、返答の内容が変わります。
打ち合わせをするので出席してくださいという場合は、出席が可能ならば「わかりました」の意を伝え、できないならば欠席することを伝えます。
打ち合わせの日程を調整する場合は、こちらの都合がよい日にちを伝えます。
売り上げがよくないため、販売を中止するとすでに決まっているとします。
販売中止への対応が求められるはずなので、そのための行動をします。
ただの報告の場合は、相手の話を聞いたり読んだりしましょう。
その内容から今後の対応の仕方を考えていきます。
まとめ
この言葉は、売り上げが望ましくない状態であることを報告するものです。
「ない」で言葉を切ってしまうと、目上の人には失礼になるので、「ありません」など別の言い方にしましょう。
また、「ないので〜」と後に言葉を続ける使い方もできます。