「しっかり」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「しっかり」とは?
「しっかり」は、強く安定している様子を表現した言葉です。
たとえば、「この建物はしっかりしている」のように使用します。
このようにすれば、建物のつくりが強固な様を表現する言葉になるのです。
また、「この人物はしっかりしている」のように表現する場合もあります。
このようなケースでは、態度や行動に不備がなく、堅実な様子を表現できるのです。
他にも、「気をしっかり持ってください」のように、不安定ではない状況を表現するために使用する場合もあります。
これらのことから、「しっかり」が、強く安定している様子を表現した言葉であると分かるのです。
「しっかり」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「しっかり」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるプロジェクトの人選を進めていたとします。
そして、人選には細心の注意を払っていたのでした。
このような場合には、「このプロジェクトには、しっかりした人物をアサインするべきです」と述べるとよいでしょう。
これにより、強く安定した特性を持つ人物のことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「しっかり」の使い方に注意しましょう。
これは、「しっかりしています」のように、言葉を組み合わせて使用します。
この場合は丁寧語を用いた表現になります。
また、「しっかりしております」とすれば謙譲語になります。
このように、組み合わせる言葉次第で、様々な表現を作り出す事ができるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「しっかり」を使った例文
「しっかり」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになります。
・『彼は大変しっかりしております』
・『もう少ししっかりしてほしいものです』
・『心配いらないのでしっかりしてください』
「しっかり」の類語と敬語での言いかえ
「しっかり」の類語と敬語を解説していきます。
「しっかり」の類似表現
「しっかり」の類似表現には、「がっちり」があります。
「しっかり」と「がっちり」は、状況次第では、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「しっかり」の敬語表現
「しっかり」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「しっかりしております」に言いかえできます。
このようにすれば、謙譲語を組み合わせた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「しっかり」は、強く安定している様子を表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。