「感じております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「感じております」とは?
「感じております」は、何かを感じている様子を敬語で言い表した言葉です。
「感じております」は敬語表現になっています。
これは、「感じている」という言葉を、謙譲語と丁寧語で言い換えたものなのです。
「いる」を「おる」にすると謙譲語に変化します。
これは、相手に敬意を表す形なのです。
さらに語尾には「ます」を付与して丁寧な言葉遣いにしています。
なお、「感じている」は「感じる」を現在進行形にしたものです。
これにより、今もなお「感じる」という行為が継続していることを表現できます。
これらのことから、「感じております」が、何かを感じている様子を敬語で言い表した言葉であると分かるのです。
「感じております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「感じております」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事で大きく失敗したとします。
そのことを通じて、自分の能力の足りなさを痛感したのでした。
このような場合には、「自分の無力さを感じております」と述べるとよいでしょう。
これにより、無力さを感じている様子を、敬語で言い表す事ができるのです。
この言葉を使用する際には、「感じております」の使い方に注意しましょう。
これは、「感じています」で置き換え可能です。
この場合は、謙譲表現を除外した使い方になるのです。
このように、同じような意味でも敬語の使い方次第で印象の違う表現になります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「感じております」を使った例文
「感じております」を使った例文を挙げます。
例文のように、感じている対象を先に明示すると、自然で分かりやすい表現にできるのです。
・『無力さを感じております』
・『実力の足りなさを感じております』
・『大きな達成感を感じております』
「感じております」の類語と敬語での言いかえ
「感じております」の類語と敬語を解説していきます。
「感じております」の類似表現
「感じております」の類似表現には、「実感しております」があります。
「感じる」と「実感する」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「感じております」の敬語表現
「感じております」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「感じています」に言いかえできます。
まとめ
このように「感じております」は、何かを感じている様子を敬語で言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。