「誠に厚かましいお願いではございますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「誠に厚かましいお願いではございますが」とは?
これは、とても厚かましい内容のお願いであることを表現する場合に使用される言葉です。
これは、自分のお願い内容が「厚かましい」ものであると認識している様子を表現しています。
そして「厚かましい」は、遠慮を知らないような図々しい様子を表現した言葉なのです。
なお、ここでは「誠に」という言葉を使って、「厚かましい」という言葉の程度を強めています。
そして「お願いではございますが」は、「お願いではあるが」を丁寧に言い換えた言葉になっているのです。
これらのことから、この言葉がとても厚かましい内容のお願いであることを表現する場合に使用されるものであると分かるのです。
「誠に厚かましいお願いではございますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業から費用提示があったとします。
しかし、その費用を三割ほど削減してほしいと、相手にお願いすることにしたのです。
このようなケースで、「誠に厚かましいお願いではございますが、ご検討いただけませんか」と伝えるとよいでしょう。
これにより、とても厚かましいお願いであると認識している様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「誠に厚かましい」の表現方法に注意するべきです。
これは「とても厚かましい」に置き換えできます。
また、「誠に図々しい」なども類似表現になるのです。
「誠に厚かましいお願いではございますが」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『誠に厚かましいお願いではございますが、ご検討くださいますか』
・『誠に厚かましいお願いではございますが、ご対応いただきたく存じます』
・『誠に厚かましいお願いではございますが、よろしくお願いいたします』
「誠に厚かましいお願いではございますが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「誠に厚かましいお願いではございますが」の類似表現
たとえば、「とても厚かましいお願いではございますが」が類似表現になります。
「誠に」と「とても」は、同じような意味で使えるのです。
「誠に厚かましいお願いではございますが」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「誠に厚かましいお願いですが」に言い換えできます。
まとめ
このように、とても厚かましい内容のお願いであることを表現する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
