「ただいま調べてまいります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ただいま調べてまいります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ただいま調べてまいります」について解説をします。

「ただいま調べてまいります」とは?意味

これから調べてきます、今調べます、という意味です。

「ただいま」は、今この時点やごく近い未来を指す言葉です。

ごく近い未来とは時間的にどれくらいなのか定義はありませんが、数分程度のことをいう場合が多くあります。

「調べ」「調べる」のことで、わからないことやはっきりしないことを確かめるという意味です。

人に尋ねたり、書籍にあたったりして、わからないことをはっきりさせることをいいます。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。

「ただいま調べてまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これから調べるときに用います。

「ただいま」なので、あまり時間をおかずに調べるという行為をします。

たとえば、お客さまから在庫の確認をお願いされたとします。

店頭には商品がなかったので、倉庫の方を見てくることにしました。

倉庫を見て在庫を確かめることが、調べるが意味することです。

この行為は、お客さまから尋ねられてすぐに行います。

その際に、店員からお客さまに対して、このような言葉が伝えられます。

調べるために時間がかかるようなら、「お待ちください」のような一言を伝えることが望ましいです。

「調べてまいります」という言い方は、調べるためにどこかに移動するように感じられます。

調べるために倉庫まで行く、調べるために書庫へ行くなどのように感じられるのです。

この場で調べる場合ならば、「お調べいたします」という言い方ができます。

動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「いたします」を添えた形で、謙譲の意を表します。

この形でも相手を敬っているので失礼にはなりません。


「ただいま調べてまいります」を使った例文

・『ただいま調べてまいります。少々お待ちください』

「ただいま調べてまいります」の返答や返信例

これから調べてくれるので待っていましょう。

すぐに行動をしてくれるはずです。

調べるという行為を行ってくれたことに対しては、お礼を伝えます。

店員だから当然だろうと思うかもしれませんが、お礼を伝えた方が丁寧な印象になります。

また、お礼を言われた方はうれしく感じるはずです。

在庫の確認であれば、調べて在庫があれば購入することになるはずです。

情報を教えてもらったときには、それをメモするなどします。

まとめ

この言葉は、これから調べるときに述べるものです。

すぐにその行動をするときに用います。

この言葉だけでなく、「お待ちください」など一言添えると、さらに印象がよくなります。