「お話できるのを楽しみにしております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お話できるのを楽しみにしております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お話できるのを楽しみにしております」について解説をします。

「お話できるのを楽しみにしております」とは?意味

会話をできるのを心待ちにしている、といった意味です。

「お話」「話」の美化語です。

「お」をつけることで、丁寧に、または上品に表現する言い方になります。

「できる」は、それをする可能性があることを意味します。

「楽しみ」には、楽しいこととして待ち望むことという意味があります。

これから先のある事柄が、満ち足りた気持ちになるものであると期待することです。

「ております」「ている」の丁寧な言い方で、現在の状態を表します。

「お話できるのを楽しみにしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これから先のある時点で会う予定のある人に伝えるものです。

話をできるのを楽しみにしているということは、まだこの時点では直接会って会話をしていないということです。

つまり、この言葉はメールや手紙など文章で伝えます。

普段会っている人ならば、普段から会話をしているので、このようなことは伝えません。

普段会って会話をすることがないからこそ、たまに会って会話をできることが楽しみになります。

普段あまり会うことがない人に対して伝えるものなのです。

この言葉は、「会えることを楽しみにしている」という意味にもなります。

会うことや会話をすることを楽しみにされて、嫌な気分になる人は少ないでしょう。

こういった言葉で好意を示すことができます。

実際に会ったときには、うれしいという気持ちが伝わるようにしましょう。

「楽しみにしている」と言葉で伝えておきながら、歓迎している態度を見せないと、相手は違和感を覚えます。


「お話できるのを楽しみにしております」を使った例文

・『来週お話できるのを楽しみにしております』

「お話できるのを楽しみにしております」の返答や返信

こちらも楽しみにしていると伝えれば、相手は喜んでくれるはずです。

好意を示すことで、良好な関係を保ちやすくなります。

この言葉に対して返答をしないと、「話をするのを楽しみにしていないのかな」と思われてしまいかねません。

怒っていたり、この言葉に不快感を覚えたりして、返答をしないと勘違いされてしまう可能性があるのです。

そのため、短くてもよいので返答をすることが望ましいです。

ただし、翌日に会うという場合は、手紙での返答はしません。

手紙が届く前に相手と会うことになるからです。

まとめ

この言葉は、直接会って会話をすることを楽しみに待っている気持ちを表すものです。

こういった言葉で、相手に対しての好意を示すことができます。