「ご参考いただければ幸甚です」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご参考いただければ幸甚です」とは? ビジネス用語【一語】

「ご参考いただければ幸甚です」という言葉は、ビジネスシーンにおいてよく目にする言葉です。

今まで使うことのなかった人も、意味や使い方など例文を用いて簡単に説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

「ご参考いただければ幸甚です」とは?意味

「ご参考いただければ幸甚です」「ご参考いただければ」という言葉は、「参考」という部分に「考えの足しにする」という意味があり、「考えの足しにしてもらえれば」という 意味合いになります。

「幸甚」とは「こうじん」という読みで、「幸」「甚」という漢字それぞれに意味があります。

「幸」「幸せ」で、「甚」「はなはだ」という意味があり、さらに詳しく言えば「はなはだ」「非常に」という意味があります。

そのため、すべて通して簡単に言うと「考えの足しにしてもらえれば、とても嬉しいです」という意味合いになります。

「ご参考いただければ幸甚です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご参考いただければ幸甚です」はお客様が何か商品やサービスを選ぶ際や取引先の人と仕事をする際、上司に進めているプロジェクトについて説明する際など、身近にあるさまざまなビジネスシーンで活用することができます。

特にそのビジネスにおいて必要な資料、書類、パンフレットなど、相手に手渡す際に使うことがほとんどです。

直接使うことの多い言葉ですが、メールでのやり取りが主流な現在では、メールに資料を添付した際に添える言葉としても活用されています。

読み方や使えるビジネスシーンを覚えておくことで、どんな職種の人にも便利な言葉なので知識の1つとして覚えておきましょう。


「ご参考いただければ幸甚です」を使った例文

・『今回のプロジェクトを進めるにあたり、こちらの資料をご参考いただければ幸甚です』
・『こちらが本日発売されました弊社の新商品です。詳細はこのパンフレットをご参考いただければ幸甚です』
・『今日の会議の内容をまとめた資料をご用意しましたので、ご参考いただければ幸甚です』

「ご参考いただければ幸甚です」の言い換え表現

「ご参考いただければ幸甚です」の言い換え表現としては、「ご参考いただければ幸いです」「ご参考いただければ欣幸です」「ご確認いただければありがたいです」などがあります。

ビジネスシーンや相手によって使い分けることができ、対象とする事柄や仕事の内容によって最も適切思う言葉を会話やメール、文章に取り入れるようにしましょう。

まとめ

ここでは「ご参考いただければ幸甚です」という言葉について、意味やビジネスでの使い方などを簡単に説明してきました。

この言葉は営業や事務、販売など、どんな仕事をしても活用できる言葉です。

意味や使い方をしっかりと理解し、上手くビジネスに活用していきましょう。