「きっかりに終わります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「きっかりに終わります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「きっかりに終わります」のビジネスでの使い方や言い換えについて、詳しく説明していきます。

「きっかりに終わります」とは?

ちょうど、そのときに終わりますという意味になります。

「きっかり」とは、時間や数量などが正確で、過不足がないさまを表します。

かっきりのことです。

また、際立ってはっきりとしているさまを表すこともあります。

よって、ぴったり、その時間に終わりますという意味になります。

「きっかりに終わります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

予定時間ちょうどに仕事が終わる時などに使用します。

「作業は、10時きっかりに終わります」などです。

「きっかり」には、時間、数量などがちょうどという意味のほかに、明確で紛れる事情が何もないという意味もあるので、かなり厳密な言葉になります。

よって、終わる時間が明確ではないときや、時間が前後する可能性がある場合には、注意が必要です。

「きっかりに終わります」と言って、時間がずれてしまってはいけないので、「~時に終わる予定です」などと言ったほうが無難なこともあります。

端数がないことを表したい時など、きっちりの時間に終わることを強調したいときには、便利な言葉だといえます。


「きっかりに終わります」を使った例文

・『今日の仕事は、5時きっかりに終わりますので、是非、夕食を食べに行きましょう』
・『彼の作業が遅れていたので心配していましたが、予定時間の3時きっかりに終わりました』
・『君は、予定時間きっかりに終わりますと言っていたのに、大幅に遅れているではありませんか』

「きっかりに終わります」の類語や敬語での言いかえ

類語はどのようなものがあるのでしょうか。

また、丁寧に言い換える場合にはどのような言い回しがあるのかを説明していきます。

「きっかりに終わります」の類似表現

「ちょうど」「ぴったり」「かっきり」「きちっと」「きっちり」「正確な時間に」「ちょっきり」「どんぴしゃり」などが、類似表現にあたります。

このなかでも、「きっかり」は、より正確なニュアンスが強い言葉だといえます。

それほどきっかりではない時には、一致するという意味の「ちょうど」などを使ったほうが、時間に猶予をもたせることができます。

「きっかりに終わります」の敬語表現

丁寧に言い換える場合は、「きっかりに終了します」などになります。

「きっかり」は、目上の人に対しても使える言葉です。

しかし、それほどよく使われる言葉ではないので、「時間通りに終了いたします」「~時丁度に終了する予定でございます」などと、ほかの言葉で言い換えることも出来ます。

「きっかりに終わります」の返答や返信例

「それでは、お待ちしております」などが返信例になります。

まとめ

「きっかり」は、正確な時間やぴったりなことを表す言葉です。

「きっかりに終わります」という言葉は、ちょうどその時間に終わることや、時間通りに終わることを相手に伝えられる言葉になります。