「お休みをいただいております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お休みをいただいております」とは?
「お休みをいただいております」は、休みをもらっている事を敬語で言い表した言葉です。
「お休み」は「休む」という動詞が変形したものです。
「休む」を「休み」に言い換えれば、名詞のように取り扱う事ができます。
「休暇」や「休むこと」と同じ意味で、「休み」という言葉を使用できるのです。
また、ここでは接頭語を使って「お休み」にしています。
これによって丁寧な言葉遣いにしているのです。
なお、「いただいております」は「もらっている」を謙譲語にしたものです。
さらにここでは、語尾に「ます」を加えて丁寧な言葉遣いにしています。
「お休みをいただいております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、山田部長宛に電話があったとします。
しかし部長は、今週一杯休暇を取得していたのでした。
このような場合には、「部長の山田は、現在お休みをいただいております」と述べるとよいでしょう。
これにより、休みをもらっている状況であることを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「いただいております」の使い方に注意しましょう。
これは「もらっております」や「いただいています」のように言い換える事も可能です。
同じ意味でも、謙譲語の使い方に違いが出るのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「お休みをいただいております」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に言葉を加える事で、自然な文章を作り出せるのです。
・『本日はお休みをいただいております』
・『部長は、今週一杯お休みをいただいております』
・『私事で恐縮ですが、現在お休みをいただいております』
「お休みをいただいております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お休みをいただいております」の類似表現
この言葉の類似表現には、「休暇をいただいております」があります。
「お休み」と「休暇」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お休みをいただいております」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お休みを頂戴しております」に言いかえできます。
まとめ
このように「お休みをいただいております」は、休みをもらっている事を敬語で言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。