この記事では「御存命でいらっしゃいますか」という言葉について説明していきます。
「御存命でいらっしゃいますか」とは?
行きているのかを尋ねる言葉で、当人ではなく知っているであろう人に聞くという使い方になります。
その当人に近い人に使うのはやや失礼なので「お元気でいらっしゃいますか」「お変わりありませんか」などの言葉にしても良いでしょう。
会話の中で有名人などに対して使う分には大きな問題はないとは言えます。
「御存命でいらっしゃいますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスで使うシーンは特に少ないと言える言葉で、ここでも「お元気でいらっしゃいますか」の方が無難な言葉ということができます。
同じ大学の卒業生で学長がなどという会話では使えますが、いずれにせよビジネスの本題という会話ではないでしょう。
接客においても更に使うシーンは少ない言葉で、パソコンなどものに対して使うという若干ジョークの方向が入った使い方であれば使うことはありえます。
電話で質問するということはありえません。
「御存命でいらっしゃいますか」を使った例文
・『◯◯さんは御存命でいらっしゃいますか』
会話での使用ケースで、この◯◯さんはこの場にはいない、さらに聞く相手の関係者ではないケースが無難です。
・『そう言えばパソコンは御存命でいらっしゃいますか』
ややジョークが入った聞き方ではあり、質問している側は既にパソコンが壊れかけているということを知っているということになります。
かなり親しい関係の接客でかろうじて使えます。
・『学長は御存命でいらっしゃいますか』
同じ学校とわかった場合に年下の相手に聞くというケースです。
「御存命でいらっしゃいますか」の類語や敬語での言いかえ
「お変わりありませんか」「お元気でしょうか」「ご健在でしょうか」などが言いかえとして使えます。
「御存命でいらっしゃいますか」の類似表現
「最近どうですか」という質問でも類似と言えなくはありません。
無難に使える点は大きなメリットです。
「御存命でいらっしゃいますか」の敬語表現
御存命でいらっしゃいますかの時点で敬語となっています。
「御存命でいらっしゃいますか」の返答や返信例
はい、いいえという意図で返せますが、どちらであってもエピソードなどを伝えるということが一般的と言えるでしょう。
亡くなった場合は「残念ですが」などの言葉をつけることもあります。
まとめ
御存命でいらっしゃいますかという言葉は生きているかという質問であり、本人に聞くことはありえず、言葉としてやや失礼な部類でもあります。
「お元気でしょうか」の方が使いやすい言葉ではあります。