この記事では「早々に発送いただき」について解説をします。
「早々に発送いただき」とは?意味
すぐに荷物や商品などを送ってもらってという意味です。
「早々」には、その状態になってすぐ、早く物事をするさまという意味があります。
「開店早々」「早々に退場する」のような使い方をする言葉です。
「発送」は、荷物や商品などが届くように出すことをいいます。
この場合は発送をしたのは聞き手です。
「いただき」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
動詞の連用形に「て」を添えた形について、その行為を受けるものにとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。
「発送いただき」は「発送していただき」のことです。
「し」は「する」の連用形になります。
「早々に発送いただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手がすぐに何かを送りだしてくれたときに使用をします。
「早々」なので、こちらが頼んだり、相手が「送る」と伝えたりした後から、ほとんど時間をおかずに発送された場合に用います。
時間が経っている場合は「早々」は用いません。
「いただき」は「もらう」の謙譲語なので、この場合は「発送してもらって」という意味になります。
これだと、日本語として違和感があり、一般的には「発送してくれて」といいます。
「くれる」の尊敬語が「くださる」です。
そのため「発送くださり」とすることもできます。
こちらが頼んで発送してもらっている場合は「いただき」とも表現します。
お礼の言葉ではないので、この後には感謝を示す言葉を述べます。
「ありがとうございます」と丁寧な表現をしましょう。
「早々に発送いただき」を使った例文
・『早々に発送いただき、ありがとございます』
・『早々に発送いただき、感謝しております』
「早々に発送いただき」の返答や返信例
届いたことを確認できたので、届いたようでよかったという気持ちを伝えてみるとよいでしょう。
中身に問題がないかを確認してもらってください。
問題があるようなら、再度こちらから送り直すなどの対応をします。
仕事に関係のあるものを送ったときには、その仕事の話をする場合もあります。
双方で詳しい内容を話し合ってください。
お土産を送った場合は、そのものを購入した場所についてや、そのものについての話をすることがあります。
このとき、自慢話にならないように注意をします。
まとめ
この言葉は、聞き手がすぐに荷物や商品などを送ってくれたときに使用をします。
荷物などを送り出すためには、梱包作業など手間がかかります。
手間がかかることをすぐに行ってくれるのはありがたいことで、きちんとお礼を述べましょう。
