この記事では「伺いたいことがあるのですが」について解説をします。
「伺いたいことがあるのですが」とは?意味
聞きたいことがあるのだけれど、という意味です。
「伺い」は「伺う」のことで、「聞く」「尋ねる」「問う」「訪問する」「訪れる」の謙譲語です。
この場合は、「尋ねる」「問う」という意味で使用をしています。
「たい」は話し手の希望を表す語で、「でかけたい」「話したい」のような使い方をします。
「ですが」の「です」は、「だ」「である」の丁寧な表現です。
「が」は、前の語句と後の語句とをつなげます。
ここで言葉を切ることはしません。
「伺いたいことがあるのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に尋ねたいことがあるときに使用をします。
たとえば、Aさんが他社に訪問をしたとします。
はじめて来るところなので、どこに何の部屋があるのかわかりません。
目的の部屋に行きたいのですが、どのように行けばよいのかわからず、迷ってしまいました。
そんなとき、この会社の人が近くを通りました。
この人なら目的の場所がどこにあるのか知っているだろうと思い、Aさんが通りがかった人に尋ねました。
そのときに、このような言葉を使用します。
「が」で言葉をきると中途半端な印象を与えるので、後に言葉を続けましょう。
後には尋ねたい事柄を述べます。
先の例の場合だと、「○○の部屋はどこにありますか」といったものが続きます。
相手を敬う言い方になっているので、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。
「お尋ねしたい」と言い換えられることもあります。
これでも謙譲の意を示すことができるので、目上の人に対して失礼にはなりません。
「伺いたいことがあるのですが」を使った例文
・『伺いたいことがあるのですが、○○を教えていただけますか』
「伺いたいことがあるのですが」の返答や返信例
この後に尋ねたい事柄が伝えられるはずなので、その問いに答えましょう。
ある事柄がわからず困っているはずなので、自分が知っている事柄なら教えてあげるのが親切です。
忙しくても、できるだけ答えてあげるのが望ましいです。
知らない事柄ならば「わかりません」の意を伝えます。
知らないことを知っているふりをして伝えると、間違ったことを伝えてしまい、相手に迷惑をかけることがあります。
わからないならば、はっきりとわからないと伝えた方が、相手のためになることもあるのです。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かを質問したいときに使用をしますわからないことがあったならば、そのままにしてしまうのではなく、誰かに尋ねてみてください。
教えてくれるはずです。