みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」とは?
「御社」は「おんしゃ」と読み、相手の会社に敬意を表す言い方です。
「ホームページを拝見して」は、「インターネット上の情報を見て」という意味合いがあります。
「お電話させていただきました」という言い方は、いま現在電話をかけている様子を表し、「商品やサービスに興味があって問い合わせている」というニュアンスを伝える表現とも言えます。
つまり、「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」とは、「情報収集して検討した結果、相手の会社の担当者から、より詳しい話を聞かせてほしい」という思いで電話をかけたことを伝えた言葉です。
「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」の使い方や注意点
気になる商品やサービスを目にした際に、メーカーなどのサイトを調べ、情報収集を行うことがあります。
その結果、商品の購入やサービス導入の問い合わせや商談について電話したことを伝えたのが「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」の表現になります。
商品やサービスの特徴やコスト、メリットやデメリット、仕様や運用について担当者に問い合わせるわけです。
この言葉の注意点としては、「御社」によく似た「貴社」を用いることの是非が挙げられます。
一般的には、話し言葉は「御社」で、文書やメールでは「貴社」を用いると良いとされています。
ですから、「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」は、電話でのコミュニケーションを表す話し言葉として、正しい表現であると言えるでしょう。
「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」の言い換え
・『御社サイトを拝見しご連絡差し上げました』
・『御社の製品に興味がありご連絡した次第です』
・『御社サイトの情報について、詳しくお聞かせください』
・『御社製品とサービスについてお伺いしてもよろしいでしょうか』
・『御社ホームページよりご連絡差し上げております』
相手企業のホームページを見て、商品やサービスの特徴や費用について調べた上で、担当者に直接くわしく聞いてみることにした、という経緯を説明している言い回しです。
まとめ
いかがでしたか。
「御社のホームページを拝見してお電話させていただきました」は、相手の会社の商品やサービスについて、とても興味をもったことを意味する言葉です。
問い合わせから始まり、商談などに発展してくわけです。