「確認したいのですが」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「確認したいのですが」とは?
はじめに「確認したいのですが」の意味を解説していきます。
「確認」は「不明なものをたしかめる」という意味を持つ言葉です。
「確かに」と「認める」という漢字構成からも、想像できるはずです。
また、「したいのですが」は「したい」という願望の表現に「です」の丁寧語を付与したものです。
これに「が」という語尾を付与して。
逆説の形で終わらせています。
「確認したいのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「確認したいのですが」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが発注元に納品したとします。
納品物はメールで送付しました。
しかし、発注元から指摘が来ました。
指摘内容を確認すると、先方の勘違いのようでした。
そのため、あなたは発注元に電話で確かめることにしたのです。
このような場合には「確認したいのですが、指摘内容は誤りではないでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、先に自分の用件を述べてから、本題に言及できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、「したいのですが」は敬語表現ではないことです。
これは丁寧語です。
しかし、敬語表現は含まれていないので目上の人に対して使うのは避けたほうがよいでしょう。
目上の人に使う場合は、「確認いたしたいのですが」が正しい表現になるのです。
「確認したいのですが」を使った例文
ここでは「確認したいのですが」を使った例文を挙げていきます。
例文のように続けて確認したい内容に言及すると、自然な使い方になります。
・『確認したいのですが、誤りではないでしょうか』
・『確認したいのですが、こちらで正しいでしょうか』
・『確認したいのですが、記載内容に間違いないでしょうか』
「確認したいのですが」の類語や敬語での言いかえ
それでは「確認したいのですが」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「確認したいのですが」の類似表現
まず「確認したいのですが」の類似表現について解説します。
「確認」は「認識合わせ」との言い換えが可能です。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「確認したいのですが」の敬語表現
つぎに「確認したいのですが」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「確認いたしたいのですが」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「確認したいのですが」という表現は、相手に何かを確認する場合の前置きのフレーズです。
ただし、敬語表現ではないため、目上の人に使用する場合は言い換えて使用するとよいでしょう。
