「無事息災」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「無事息災」とは?
「無事息災」は、何事もなく元気で穏やかに過ごすことを言い表した言葉です。
「無事息災」は「ぶじそくさい」と読みます。
これは「無事」と「息災」という二つの単語が組み合わされた四字熟語です。
「無事」は「安全であること」や「危険に見舞われていないこと」を意味します。
そして「息災」は「健康なこと」や「達者なこと」を意味しているのです。
つまり、病気や怪我などになっておらず、元気で穏やかに暮らしているような様子を、「無事息災」という言葉で表現できるのです。
「無事息災」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「無事息災」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、会社のイベントで、ある神社にお参りにいったとします。
すると、上司が何を神様に祈ったのかを尋ねてきたのでした。
このような場合には、「家族の無事息災を祈念いたしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、何事もなく元気で穏やかに過ごすことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「無事息災」の使い方に注意しましょう。
これは、「無病息災」などの類似表現で代替する手段もあります。
どちらも同じゆな意味ですが、「無病息災」のほうが一般的な言葉だと言えるのです。
使用する状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「無事息災」を使った例文
「無事息災」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えていくことで、自然な表現を作り出せるのです。
また、「祈る」や「願う」などの言葉と組み合わせると、分かりやすい表現にする事ができます。
・『家族の無事息災を祈念いたいました』
・『今後の無事息災を祈っております』
・『これからの無事息災を心よりお祈り申し上げます』
「無事息災」の類語と敬語での言いかえ
「無事息災」の類語と敬語を解説していきます。
「無事息災」の類似表現
「無事息災」の類似表現には、「無病息災」があります。
「無事息災」と「無病息災」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「無事息災」の敬語表現
「無事息災」を単独で敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合には、言葉を付け加えて表現する必要があるのです。
たとえば、「無事息災を祈念いたします」とすれば、謙譲語と丁寧語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「無事息災」は、何事もなく元気で穏やかに過ごすことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。