「小寒の候」というビジネス用語の意味・使い方・類語・英語を分かりやすく解説します。
「小寒の候」とは?
「小寒の候」とは、「一年で一番寒くなってくる二十四節気の一つ(24番目)の季節」を意味しているビジネス用語です。
一番寒い季節は「寒中」と呼ばれ、「寒中」は「小寒から大寒までの約1ヶ月」を意味しています。
「小寒の候」は、寒中見舞いの手紙・はがきなどで使われる「時候の挨拶の定型句(テンプレート)」になります。
「小寒の候」という言葉の正しい読み方は、「しょうかんのこう」です。
「小寒の候」は具体的には、「1月5日ごろから1月19日ごろまで」を指しています。
「小寒の候」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「小寒の候」のビジネスでの使い方は、「寒中見舞いで送る手紙・はがきの定型的な時候の挨拶」として使う使い方になります。
使うときの注意点は、「一年間でもっとも寒い季節におけるテンプレートな挨拶(原則として1月5日ごろから1月19日ごろまでに相手方に届けられる手紙・はがき)でしか使えない」ということです。
「小寒の候」の基本的な使い方は「一年でもっとも寒くなってくる寒中(小寒から大寒まで)の期間に使うこと」にあり、2月に入った後は「新春の候」のほうがより正しい時候の挨拶の言葉になります。
「小寒の候」を使った例文
「小寒の候」のビジネス用語を使った例文を紹介していきます。
・『小寒の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます』
・『小寒の候、皆様にお変わりはございませんでしょうか』
・『小寒の候、ご体調を崩されやすい季節でございますのでご自愛ください』
「小寒の候」の類語での言いかえ
「小寒の候」という言葉の類語での言い換えを紹介していきます。
「小寒の候」の類似表現
「小寒の候」の類似表現には、以下のような言い回しがあります。
・『厳寒の候(げんかんのこう)』
・『酷寒の候(こっかんのこう・こくかんのこう)』
・『極寒の候(ごっかんのこう・ごくかんのこう)』
小寒の候」は、「二十四節気における一年でもっとも寒い季節」を表すテンプレートな時候の挨拶文です。
二十四節気に依拠しない「非常に厳しくてつらい寒さ」を表現することができる類義語として、「厳寒・酷寒・極寒」を挙げることができます。
「小寒の候」の英語表現
「小寒の候」を英語で表現すると以下のようになります。
・『a season of extreme(severe) cold』
・『the first half of the coldest period in midwinter』
小寒の候」という言葉は、「extreme cold(極端な寒さ)」や「severe cold(厳しい寒さ)」などの一般的な英語表現で表すことができます。
暦の上で一番厳しい寒さの季節を示す説明的な英文として、「the first half of the coldest period in midwinter」もあります。
まとめ
「小寒の候」というビジネス用語を徹底的に解説しましたがいかがでしたか?
「小寒の候」の意味・使い方・類語・英語について知りたいときは、この記事を参考にしてみてください。