「大役」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなどを分かりやすく解説していきます。
「大役」とは?
「大役」は、大きな役割や大きな役目のことを言い表した言葉です。
「大役」は「たいやく」と読みます。
これは「大きい」という言葉が「役」という言葉を修飾しているのです。
そして「役」は「役目」や「役割」などの意味を持ちます。
さらに、ここでの「大きい」は、「責任が大きい」のような意味で使用されます。
つまり、重要な役割や役目のことを「大きい役」と言い表しており、これが熟語になったのが「大役」という言葉なのです。
「大役」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「大役」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある役割を任命されたとします。
そしてその役割は、あなたにとっては大変な抜擢人事になっていたのでした。
このような場合には、「このような大役をいただきまして、大変恐縮しております」と述べるとよいでしょう。
これによって、とても大きな役目をもらったことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「大役」の使い方に注意しましょう。
これは、「大きな役目」や「責任の大きな役割」など、より具体的に言い換える手段もあります。
どれも同じような意味ですが、言葉の意味に少し違いが生じるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「大役」を使った例文
「大役」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えることによって自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『このような大役をいただき恐縮しております』
・『大変な大役を命じられて、とても困っています』
・『今回命じられたことは、身に余るほどの大役かと存じます』
「大役」の類語と敬語での言いかえ
「大役」の類語と敬語を解説していきます。
「大役」の類似表現
「大役」の類似表現には、「重責」があります。
「大役」と「重責」は、同じような意味合いで使用できる言葉だと言えるのです。
これは、大きな役目や、重大な責務を意味しており、同じような意味を持っているのです。
「大役」の敬語表現
「大役」を、単独で敬語に言い換える事はできません。
これを敬語にする場合には、他の言葉を付け加えて表現する必要があるのです。
たとえば、「大役を賜りました」とすれば、謙譲語と丁寧語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「大役」は、大きな役割や大きな役目のことを言い表した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
