「折を見て伺います」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「折を見て伺います」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「折を見て伺います」という言葉について説明していきます。

「折を見て伺います」とは?

タイミングの良いときに向かうと言った意味で、「折を見て」という言葉がいい時期を見て、機会を見つけてなどと言った意味があります。

この言葉を使う時点では日付は正確に決まっていないということになり、伺うつもりはあるものの予定ははっきりしていないということになります。

基本的に目上の人に使う言葉で、会話をしている相手の開催する物事には限らない点が注意点です。

「折を見て伺います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

できれば日付がはっきりしている方がこの言葉を聞く側にとってはありがたい状況であり、「できれば来週、折を見て伺います」など範囲を狭くしていったほうがベターな使い方ではありますが、その場で予定が決められない時、または相手の予定も完全に決まってないときには「折を見て伺います」とせざるを得ないことがあります。

期間の長い展覧会的な催し物、日付が固定されていないセミナー、病院などに対して使うことができます。

日付日時が固定された会議などでは使うことはできない言葉です。


「折を見て伺います」を使った例文

・『A…ところで皮膚科には行かれましたか? B…折を見て伺います』
敬語の使い方からして別の病院で別の科の診察を受けているケースでの使い方です。

病院は自分の意志で行く日を決められるためこの言葉を使えます。

・『A…先生の個展はもう行きましたか? B…折を見て伺います』
美術系の卒業生同士の会話としての使い方です。

先生にあたる人が聞いた場合でも「折を見て伺います」と答えることはできます。

・『できれば早いうちの折を見て伺います』 早く行く意思を伝えつつ「折を見て伺います」という例で、やはり病院などに行くかと尋ねられた際や、またはセミナーに行く際などでも使えます。

「折を見て伺います」の類語や敬語での言いかえ

「機会を見つけて伺います」「良い時期に伺います」などが類語と言えます。

「折を見て伺います」の類似表現

「いいタイミングのときに行きます」では敬語の程度が軽く、親しい相手では使える形です。

時期、時間などの言葉と行くという意志があれば類語にはなりえます。

「折を見て伺います」の敬語表現

「折を見て伺わせていただきます」とすることが出来ますが、折を見ては変化させにくいでしょう。

「折を見て伺います」の返答や返信例

ぜひ来て欲しい、行ったほうがいいという意思を伝えるのがベターで、先に行ったのであればエピソードを伝えることもいいでしょう。

まとめ

折を見て伺いますという言葉はタイミングを見計らっていくという言葉で予定が固まっていないと言えます。

そのためこの言葉を聞く側としてはできれば日付がわかっていると嬉しいという部分もあります。