この記事では「申し上げにくいのですが」という言葉について説明していきます。
「申し上げにくいのですが」とは?
言いにくいことを伝えないといけないときに使う言葉で、基本的には相手にとって不利になる状況になる内容の言葉となります。
「申し上げにくいのですが、スマートフォン決済はこちらでは使えません」のような使い方ができます。
断る際にも使うことができ、「申し上げにくいのですが今回は見送らせていただきます」と言った使い方ができます。
「大変申し上げにくいのですが」という強調した使い方もできます。
「申し上げにくいのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「申し上げにくいのですが」という時点で相手にとって不利なことが確定的であるため、理由やそうなった経緯をしっかり伝えるのが理想ではあります。
できれば同じ相手に連続的に使わないように、伝えるべきことは全て伝えたほうが良いでしょう。
メールなど書面で伝えるときにも使うことはできます。
「申し上げにくいのですが」を使った例文
・『申し上げにくいのですが、本日の営業は終了しました。』
レストランなどで閉店ギリギリのタイミングで来たお客さんに伝えるという例文です。
・『申し上げにくいのですが、こちらは中学生未満の方が使用できるものとなっています。』
遊具などを大人が間違って使用してしまっているのを注意するケースです。
・『申し上げにくいのですが、当店ではカードは使用できません』
店頭での使用例です。
この場合「申し訳ありませんが」という言葉でも言いかえられます。
「申し上げにくいのですが」の類語や敬語での言いかえ
意図が同じ「非常に言いづらいのですが」「非常にいいにくいのですが」自分に非があると考えられるケースではより使いやすい「申し訳ないのですが」などが類語として挙げられます。
「申し上げにくいのですが」の類似表現
ケースによって類語になる「今更で申し訳ないのですが」や比較的類似している「すみませんが」なども挙げられます。
謝罪の意図が入っていることは類語の条件と言えます。
「申し上げにくいのですが」の敬語表現
「大変申し上げづらいことでございますが」が丁寧になり、強調もされます。
「申し上げにくいのですが」の返答や返信例
「申し上げにくいのですが」のあとに続く支持に従い、お詫びが必要であればお詫びするということになります。
「申し上げにくいのですが、こちらではカードは使用できません」では「わかりました」で良いでしょう。
まとめ
申し上げにくいのですがという言葉は言われた相手が不利になるケースが多い言葉のため、理由の丁寧な説明が理想とは言えます。