「今後の更なる」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今後の更なる」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「今後の更なる」について解説をします。

「今後の更なる」とは?意味

これから一層のという意味です。

「今後」は、これから先のことを指します。

この言葉を使っている時点よりも未来のことです。

「今後もご期待ください」「今後の活躍に目が離せない」のような使い方をします。

継続する事柄について使われる言葉です。

「更なる」は一層のという意味で、程度が進んだ状態になることをいいます。

「更なる発展」「更なる躍進」のような使い方をします。

「今後の更なる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、後に続ける言葉を変えることで、さまざまな場面で使用することができます。

この後に「ご活躍をお祈り申し上げます」と続くとします。

その場合は、昇進や異動をする人に対して使用をします。

昇進・異動する人を応援したい気持ちがあるはずです。

しかし、「頑張って」と伝えるのは、目上の人に対してふさわしくありません。

そこで、「頑張って」の代わりに「今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます」と述べます。

この後に「活躍を期待しています」と続けたとします。

この場合は、自分よりも下の立場の者に使用をします。

目上の人に対して「期待しています」と伝えるのは失礼です。

そのため、自分よりも下の立場の者に、さらに頑張って欲しいときに伝える言葉になります。

応援している気持ちを伝えることができ、相手のやる気が高まることが期待できます。

「努力が必要」と続く場合は、もっと頑張らなければならないという意味になります。

今の状態を改善しなければならないときに使用します。


「今後の更なる」を使った例文

・『今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます』
・『今後の更なるご発展をお祈りいたします』

「今後の更なる」の返答や返信例

この後にどのような言葉が続くのかによって、返事をする・しないや、どのような言葉を返すのかが変わってきます。

祝福の言葉を伝えてくれているときには、お礼の言葉を返します。

お祝いの言葉を伝えてくれたら、できるだけすぐに返事を出すことが望ましいです。

早いタイミングで伝えた方が、祝ってくれたことを喜んでいる気持ちが伝わります。

努力する必要があると後に続く場合は、今よりももっと頑張って物事を行う必要があります。

「励んでまいります」などやる気を示す言葉を返すとよいでしょう。

そして、言葉だけでなく、態度でも示すようにします。

まとめ

この言葉は、後に続く言葉を変えることで、さまざまな場面で使用できます。

昇進や異動する人に対してや、応援をしたいとき、努力する必要があることを伝えるときなどに用います。

伝える相手にあわせて言葉を選んでください。