「今年も早いもので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今年も早いもので」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスでもよく使われる表現である「今年も早いもので」について、その意味や使い方等を分かりやすく説明します。

「今年も早いもので」とは?意味

「今年も早いもので」の意味は、「例年のように本年も月日の経つのは早く」と言った意味で、もうこんな時節になったという意味が込められたフレーズです。

「今年も早いもので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「今年も早いもので」はビジネスシーン等においては、年末の挨拶の際に「今年も早いもので残すところわずかになりました」「今年も早いもので、年の瀬を迎えました」等の表現で、年末の挨拶を切り出す時節の表現として、しばしば使われます。

ここで、「今年は」ではなく「今年も」が使われているので、毎年あっという間に1年が経つとの思いが込められていると言えます。

一般的には、この切り出しの時節の言葉の後に、今年もお世話になったことに対する感謝の言葉を繋ぎ、最後に来年も宜しくお願いしますと締めくくり、年末の挨拶が構成されます。

ちなみに、この年末の挨拶は、相手の方の会社の最終営業日の数日前に、送るべきと言えます。

また、「今年も早いもので」は先に記した年末の挨拶で時節を切り出す表現に使われるケースが圧倒的に多いですが、他にも使われるケースがあります。

その条件としては、1~3月はまだ今年が始まって間もないので使われることはなく、それ以降のタイミングに対して使われます。

また、もう一つの条件としては、毎年の恒例となっている事柄に対して使われる点です。

この条件に合致する例として、例えば毎年5月に同窓会が開催されるとした場合、その案内状では「今年も早いもので桜の咲く季節を迎えました。

恒例の5月の同窓会の案内を以下の通りさせていただきます」
等と使われることがあります。


「今年も早いもので」を使った例文

・『今年も早いもので、年の瀬を迎えました。本年のご指導に感謝申し上げ、来年も変わらずご指導ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げます』
・『今年も早いもので、残すところ僅かとなりました。本年のご愛顧に深く感謝いたします』
・『今年も早いもので、毎年5月開催の同窓会のご案内を差し上げる時期となりました』

「今年も早いもので」の類語や言い換え

「今年も早いもので」「月日の経つのは早く、今年も」「今年も足早に月日が過ぎ去り」「今年もあっという間に月日が過ぎ去り」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「今年も早いもので」の意味は、「例年のように本年も月日の経つのは早く」と言った意味で、もうこんな時節になったという意味が込められたフレーズです。