この記事では、「不躾な質問で申し訳ありませんが」の意味を分かりやすく説明していきます。
「不躾な質問で申し訳ありませんが」とは?
「不躾な質問で申し訳ありませんが」は、相手に対し突然質問することを許して欲しいと前置きする丁寧な表現です。
「不躾」は「ぶしつけ」と読み「礼を欠くこと」という意味、「申し訳ありませんが」は謝罪の意味に使われる他に「相手に無理な依頼ごとをして、すまないという気持ちを表す語」という意味があります。
非常に丁寧な表現ですが、目上の人や社外の人に使う際には「ありませんが」をより丁寧にして「不躾な質問で申し訳ございませんが」に言い換えましょう。
本当に申し訳ないと思っている気持ちが伝わります。
「不躾な質問で申し訳ございませんが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「不躾な質問で申し訳ございませんが」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、相手に対し突然それまでの話しの流れとは関係のない質問をする時です。
2つ目は、相手に対し個人的なお金に関する質問をする時です。
3つ目は、相手に対しプライベートなことを質問する時です。
4つ目は、女性に対し年齢を尋ねる時です。
個人的な質問は相手を不快にさせる可能性もありますので、お互いの関係性を考えて使いましょう。
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の言葉の使い方や使われ方
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『不躾な質問で申し訳ございませんが、ご結婚なさっていますか?』
・『不躾な質問で申し訳ございませんが、こちらのお値段はいかほどでしょうか?』
・『不躾な質問で申し訳ございませんが、おいくつでしょうか?』
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の類語や言いかえ
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の類語や言いかえは以下の通りです。
「失礼とは存じますが」
「失礼」は「礼を欠くこと」という意味、「存じますが」は「思いますが」の謙譲語です。
「もし差し支えなければお教えいただきたいのですが」
「差し支え」は「都合の悪い事情」という意味で、相手にとって都合が悪い場合は返答を断れるという選択肢を与えています。
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の英語表現
「不躾な質問で申し訳ございませんが」の英語表現は以下の通りです。
“I’m sorry to ask you
“I’m sorry to ask you, but~”
「質問するのが申し訳ないのですが」という意味になります。
海外では失礼だと思ったら質問しないのがマナーです。
特に女性に年齢を訊ねてはいけません。
まとめ
今回は「不躾な質問で申し訳ございませんが」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。