この記事では「〇月〇日より出社しておりますが」について解説をします。
「〇月〇日より出社しておりますが」とは?意味
〇月〇日から会社に来ているけれど、という意味です。
「〇月〇日より」の「より」は、動作や作用の起点を表す言葉です。
この場合はある日を起点としていることを表しています。
「出社」は働くために会社に行くことです。
「ております」は「ている」の丁寧な言い方で、動作や状態が続いて現在に至ることや、現在の状態を表します。
この場合は、今も出社していることを表しています。
「が」は、前に述べた事柄と反対の意の言葉を後に続けるときに用います。
「〇月〇日より出社しておりますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、〇月〇日から会社にきているけれど、何かがあるときに使用をします。
たとえば、Aさんに対して用事があり、Bさんが電話をしてきたとします。
Aさんは〇月〇日から会社には来ているのですが、体調がよくないために普通よりも早く帰宅をしています。
他の社員は午後5時が仕事の終わる時間なのですが、Aさんは午後1時には帰宅をしていました。
そのため、Bさんが電話をしてきたときには、Aさんはすでに会社にいませんでした。
このような場面で使用をします。
この場合だと、「が」の後には今はいないという意味の言葉が続きます。
この例の場合だと、この言葉を使用している人と、出社をしている人が異なりますが、出社している人自身がこの言葉を使うこともできます。
「自分は会社には出ているけれど対応はできない」といったことを伝える際に使用をします。
出社しているのは話し手側の人なので、「出社」を敬意を表す言い方にする必要はありません。
「〇月〇日より出社しておりますが」を使った例文
・『月〇日より出社しておりますが、あいにく今日は〇〇はおりません』
「〇月〇日より出社しておりますが」の返答や返信例
どのような場面なのかによって、対応の仕方が変わります。
ある人はいますかと尋ねて、今はいませんという言葉が返ってきたとします。
その場合は、伝言を残したり、用事のある人が会社にいる時間帯を聞いて再度連絡をしたり、折り返し連絡をもらったりなどします。
仕事の依頼をしたとします。
出社はしているけれど依頼を受けられないという場合は、依頼をするのをあきらめる、依頼の一部を変更して再度お願いをするなどの対応が考えられます。
まとめ
この言葉は、会社には来ているけれど、何か事情があるときに使用をします。
「が」の後に言葉を続けて使うものです。
事情を理解してもらえるような伝え方をしましょう。
そうすることで、相手は納得してくれるはずです。