「先方の会社」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「先方の会社」とは?
「先方の会社」は、相手方の会社のことを言い表した言葉です。
「先方」は「せんぽう」と読みます。
これは、「先の方」という意味を持っています。
「先」とは、指し示した先のことであり、自分から見て相手側にあたる方向を示しています。
さらに、「方」は人物などに付与する敬称でもあります。
この場合は「かた」と読みます。
また、「方」には「方角」や「方向」を示すような意味もあります。
この場合は「ほう」と読むことが多いでしょう。
つまり、「先方」とは、「相手側」を示しているとも言えるのです。
このことから、「先方の会社」が、相手側の会社を示して使用される言葉であると分かるのです。
「先方の会社」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先方の会社」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある会社から商談があったとします。
メールで連絡が来た後、あなた宛に電話もかかってきたのでした。
このような場合には、「先方の会社からは、先ほど連絡がございました」と述べるとよいでしょう。
これによって、相手側の会社から連絡があった様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「先方の」の使い方に注意しましょう。
これは「相手の」や「相手方の」のような類似表現で置き換えることも可能です。
同じような意味で使用できますが、違う印象の言葉になるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「先方の会社」を使った例文
「先方の会社」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、組み合わせて使用するとよいでしょう。
・『先方の会社から連絡がありました』
・『先方の会社には私から連絡しておきます』
・『先方の会社にも相談しておくべきかと思います』
「先方の会社」の類語と敬語での言いかえ
「先方の会社」の類語と敬語を解説していきます。
「先方の会社」の類似表現
「先方の会社」の類似表現には、「相手の会社」があります。
「先方」と「相手」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「先方の会社」の敬語表現
「先方の会社」を単独で敬語にはできません。
これを敬語に刷る場合は、他の言葉を組み合わせる必要があるのです。
たとえば、「先方の会社に連絡いたします」とすれば、謙譲語と丁寧語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「先方の会社」は、相手方の会社のことを言い表した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
