「私からの挨拶とさせていただきます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「私からの挨拶とさせていただきます」とは?
これは、挨拶を締めくくるような場面で使用できるフレーズです。
たとえば、一通り話し終えた後で、「これをもって、私からの挨拶とさせていただきます」のように使用できます。
このように表現すれば、今まで述べてきたことを「挨拶とさせてもらう」と、相手に伝達できるのです。
なお、「させていただく」は謙譲表現です。
これによって、自分をへりくだって、相手に敬意を示せるのです。
また、「挨拶といたす」ではなく「挨拶とさせていただく」とすることで、自分の行為に対して相手からの許諾や関与を表現できるのです。
「私からの挨拶とさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あるイベントでスピーチすることになったとします。
そのスピーチでは、参加者への感謝を述べて締めくくることにしたのです。
このような場合には、「皆様への感謝の気持ちを表明して、私からの挨拶とさせていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、感謝の言葉を自分からの挨拶とすることを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「挨拶とさせていただきます」の使い方に注意しましょう。
これは、「挨拶といたします」で置き換える事が可能です。
こちらのほうが、シンプルな印象の表現になります。
実際の状況に応じて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「私からの挨拶とさせていただきます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、先に挨拶とする対象を述べると、自然な表現が成立するのです。
・『これをもちまして、私からの挨拶とさせていただきます』
・『皆様への感謝を述べて、私からの挨拶とさせていただきます』
・『これまでの苦労に感謝して、私からの挨拶とさせていただきます』
「私からの挨拶とさせていただきます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「私からの挨拶とさせていただきます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「私からの挨拶とさせてもらいます」があります。
「させていただく」と「させてもらう」は、同じ意味の言葉なのです。
「私からの挨拶とさせていただきます」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「私からの挨拶といたします」のように言いかえできます。
まとめ
このように「私からの挨拶とさせていただきます」は、挨拶を締めくくるような場面で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
