「不躾な質問ですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「不躾な質問ですが」とは?
「不躾な質問ですが」は、礼儀のなっていない質問のことを表現したフレーズです。
「不躾」は「しつけ」という言葉に否定の「不」を組み合わせたものです。
このように、「ぶしつけ」とすることによって、「作法がなっていない」や「礼儀がなっていない」ことを言い表す単語になります。
また、「質問」は「問い質す」という言葉が熟語になったものです。
これは、「不明なことを相手に尋ねること」を意味する言葉なのです。
また、語尾には丁寧語の「です」を逆接の形にした「ですが」を加えています。
「不躾な質問ですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「不躾な質問ですが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客から製品を購入したいとの連絡を受けたとします。
そのため、まずは相手の予算感を確かめる事にしたのです。
このような場合には、「不躾な質問ですが、ご予算はいかほどでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、礼儀を欠いた質問であることを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「質問ですが」の表現に注意しましょう。
これは、「質問ではありますが」と言い換える事が可能です。
この場合、「質問ではございますが」にする事もできます。
どれも同じような意味ですが、印象の違う表現になります。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「不躾な質問ですが」を使った例文
「不躾な質問ですが」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に見合った質問を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『不躾な質問ですが、ご予算はいかほどでしょうか』
・『不躾な質問ですが、ご家族はいらっしゃいますか』
・『不躾な質問ですが、どちらの会社にお勤めですか』
「不躾な質問ですが」の類語と敬語での言いかえ
「不躾な質問ですが」の類語と敬語を解説していきます。
「不躾な質問ですが」の類似表現
「不躾な質問ですが」の類似表現には、「失礼な質問ですが」があります。
「不躾な」と「失礼な」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「不躾な質問ですが」の敬語表現
「不躾な質問ですが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「不躾な質問ではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「不躾な質問ですが」は、礼儀のなっていない質問のことを表現したフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
