「先日は同行して頂き恐れ入ります」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「先日は同行して頂き恐れ入ります」とは?
「先日は同行して頂き恐れ入ります」は、どこかに一緒に行ってもらった相手に対して申し訳なく思う気持ちを表した言葉です。
「先日」とは、「過去のある日」を示します。
これは、比較的近い過去を示して使用されます。
また、昨日や一昨日とは違って、抽象的な表現になっているのです。
なお、「同行」とは「一緒に行くこと」を意味します。
これを「同行して頂き」にすれば、「同行してもらい」を意味する謙譲語になります。
さらに、「恐れ入ります」は、相手に申し訳なく思って恐縮する様子を言い表しているのです。
「先日は同行して頂き恐れ入ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先日は同行して頂き恐れ入ります」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ついこの間、客先を訪問したとします。
その際には、部長が一緒に行ってくれたのでした。
このような場合には、「部長、先日は同行して頂き恐れ入ります」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手が一緒に行ってくれたことに、恐縮する気持ちを表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「恐れ入ります」の使い方に注意しましょう。
これは、「恐縮します」など類似表現で代替できます。
どちらも同じような意味ですが、違う印象の表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「先日は同行して頂き恐れ入ります」を使った例文
「先日は同行して頂き恐れ入ります」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、間に言葉を挟んでアレンジしてもよいでしょう。
・『先日は同行して頂き恐れ入ります』
・『先日はわざわざ同行して頂き恐れ入ります』
・『先日は遠いところまで同行して頂き恐れ入ります』
「先日は同行して頂き恐れ入ります」の類語と敬語での言いかえ
それでは「先日は同行して頂き恐れ入ります」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「先日は同行して頂き恐れ入ります」の類似表現
「先日は同行して頂き恐れ入ります」の類似表現には、「先日は一緒に行って頂き恐れ入ります」があります。
「同行して」と「一緒に行って」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「先日は同行して頂き恐れ入ります」の敬語表現
「先日は同行して頂き恐れ入ります」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「先日は同行してくださり恐れ入ります」のように言いかえできます。
まとめ
このように「先日は同行して頂き恐れ入ります」は、どこかに一緒に行ってもらった相手に対して申し訳なく思う気持ちを表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。