「いかがお過ごしですか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「いかがお過ごしですか」とは?
「いかがお過ごしですか」は、相手の状況をうかがう場合に使用される言葉です。
「いかが」は、「どう」や「どのように」と同じ意味を持ちます。
これを漢字表記すれば「如何」となります。
つまり、「何のごとき」という言葉が「いかが」のベースになっているのです。
また、ここでは「過ごす」という動詞を使用しています。
これは、「時を過ごす」の意味であり、「生活する」と同じ意味で使用されます。
ここでは「お過ごし」と表現することで、丁寧語にしています。
また、語尾を活用する事で、名詞のように取り扱うようにしているのです。
ここに、丁寧語の「です」を疑問形にした「ですか」を加えています。
これによって、相手に状況をうかがうような言葉にしているのです。
「いかがお過ごしですか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「いかがお過ごしですか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある先輩に手紙を書くことにしたとします。
その手紙の冒頭では、相手の近況をうかがうような言葉を記載することにしたのです。
このような場合には、「最近はとても暑くなりましたが、いかがお過ごしですか」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手がどのように過ごしているのかを問いかける事ができるのです。
この言葉を使用する際には、「お過ごしですか」の使い方に注意しましょう。
これは、丁寧語を使用した疑問文です。
同じような形で、「お過ごしでしょうか」や「お過ごしでございますか」などに置き換える方法もあります。
使用する状況に応じて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「いかがお過ごしですか」を使った例文
「いかがお過ごしですか」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を加えるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『最近は、いかがお過ごしですか』
・『暑くなってまいりましたが、いかがお過ごしですか』
・『久しくお会いできておりませんが、いかがお過ごしですか』
「いかがお過ごしですか」の類語と敬語での言いかえ
「いかがお過ごしですか」の類語と敬語を解説していきます。
「いかがお過ごしですか」の類似表現
「いかがお過ごしですか」の類似表現には、「どのようにお過ごしですか」があります。
「いかが」と「どのように」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「いかがお過ごしですか」の敬語表現
「いかがお過ごしですか」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「いかがお過ごしでございますか」に言いかえできます。
まとめ
このように「いかがお過ごしですか」は、相手の状況をうかがう場合に使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
