「条件の面で折り合いがつかず」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「条件の面で折り合いがつかず」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「条件の面で折り合いがつかず」について解説をします。

「条件の面で折り合いがつかず」とは?意味

条件に一致しない、といった意味です。

「条件」は、ある物事が成り立つために必要な事柄、約束や決定をするときのその内容に関係する前提や制限となる事柄という意味です。

たとえば「1日だけという条件で使う」という場合だと、使うことの前提となる事柄が「1日だけ」です。

この例の場合だと、1日だけを条件といいます。

「面」は方面という意味で、ある領域を指します。

「折り合い」は、意見や要求などを互いに譲り合って、意見などが一致するように妥協をすることをいいます。

「つかず」「つく」「ず」で否定した言葉で、落着しない、解決しないという意味です。

「条件の面で折り合いがつかず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを断る際に用います。

たとえば、自社の修繕を業者に依頼するとします。

まずは、どの業者を選ぶのかを決めるために、複数の業者に見積もりを出してもらう必要があります。

見積もりを出してもらい、会社側の条件とあう業者を一つ選びました。

他の業者には断りの連絡をしなければなりません。

見積もりを出してくれた業者に対して、断ることを伝えないのは礼儀に反する行為です。

業者側は、依頼をしてくれるのではないかと期待をしているので、何らかの連絡をしなければなりません。

その断る連絡をするときに、「条件の面で~」という言葉が使われます。

「つかず」の後には、断る言葉が続きます。

断られた方は残念に思うので、相手の気持ちに配慮した言葉遣いをすることが大切です。

また、見積もりを出すために時間を使ってくれているので、お礼の言葉を伝えることも大切です。


「条件の面で折り合いがつかず」を使った例文

・『条件の面で折り合いがつかず、見送らせていただくこととなりました』

「条件の面で折り合いがつかず」の返答や返信例

今回は条件が合わなかったため、何かを受け入れてもらえないようです。

条件が合わないという理由があるので、仕方がありません。

もしかしたら次回につながる可能性があるので、次の機会につながるような言葉を伝えておくとよいでしょう。

どういった面で条件が合わないのか、詳しく聞くようなことはあまりしません。

相手には相手の事情があるので、根掘り葉掘り聞かないことが望ましいです。

まとめ

この言葉は、何かを断るときに述べるものです。

条件が合わないので断ることは仕方がありません。

しかし、相手に気持ちに配慮することも必要です。

丁寧な言葉を使い、相手への思いやりを示した言葉で断るようにしましょう。