「親身になって」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「親身になって」とは?
「親身になって」は、肉親であるかのように親切にしてくれる様子を言い表した言葉です。
「親身」とは、「親族であるかのようにすること」や「肉親のように親切であること」を意味します。
これを「親身になる」とすれば、そのような振る舞いをする事を言い表した言葉にできるのです。
たとえば「親身になって対応してくれました」とすれば、それが表面だけではなく、まるで自分の親族のことでもあるかのように対応してくれた様子を表現できます。
そのような状態のことを、「親身になる」という言葉で言い表せるのです。
「親身になって」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「親身になって」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある取引先と仕事をしていたとします。
すると、その相手は、まるで他人事のように興味のない態度で仕事に取り組んでいたのでした。
このような場合には、「もう少し親身になっていただけると嬉しいのですが」と述べるとよいでしょう。
これにより、親族であるかのように親切にしてほしい事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「親身になって」の使い方に注意しましょう。
これは「親身になりまして」と、丁寧語で言い換える事ができます。
どちらも同じ意味ですが、相手が感じる印象に違いが生じるのです。
使用する相手や状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「親身になって」を使った例文
「親身になって」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を続けると、自然で分かりやすい表現を作成できるのです。
・『親身になって考えてくださいました』
・『親身になって対応していただきました』
・『親身になってご検討くださったようです』
「親身になって」の類語と敬語での言いかえ
「親身になって」の類語と敬語を解説していきます。
「親身になって」の類似表現
「親身になって」の類似表現には、「自分のことのように」があります。
「親身になって」と「自分のことのように」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「親身になって」の敬語表現
「親身になって」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「親身になりまして」に言いかえできます。
なお、この場合は丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「親身になって」は、肉親であるかのように親切にしてくれる様子を言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。