「懇意にしている」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「懇意にしている」とは?
「懇意にしている」は、誰かと親しくしているような様子を表現する言葉です。
「懇意」とは「親しくすること」を意味します。
これは名詞ですので、動詞の「する」を組み合わせて使用できます。
その場合は、「懇意にする」という表現になります。
しかし、ここでは「懇意にしている」という表現を使用しています。
これを「している」に言い換えることで、現在進行形を表現できるのです。
このようにすれば、「懇意にする」という行為が現在も継続している様子を、上手に言い表す言葉になるのです。
「懇意にしている」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「懇意にしている」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある顧客を担当していたとします。
すると、その顧客について、先輩から取引状況を質問されたのでした。
このような場合には、「昔から取引があり、今も懇意にしている顧客でございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、現在も親しくしている事を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「懇意にしている」の使い方に注意しましょう。
これを丁寧語で言い換えれば「懇意にしています」になります。
また、謙譲語の「おる」を使用して言い換えれば「懇意にしております」のようにできるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「懇意にしている」を使った例文
「懇意にしている」を使った例文を挙げます。
例文のように、「いつ」や「誰と」などの情報を盛り込むと、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『現在でも懇意にしている取引先です』
・『昔から懇意にしているお客様です』
・『こちらの取引先とは、とても懇意にしているようです』
「懇意にしている」の類語と敬語での言いかえ
それでは「懇意にしている」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「懇意にしている」の類似表現
「懇意にしている」の類似表現には、「親しくしている」があります。
「懇意にする」と「親しくする」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「懇意にしている」の敬語表現
「懇意にしている」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「懇意にしております」のように言いかえできます。
まとめ
このように「懇意にしている」は、誰かと親しくしているような様子を表現する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
