「少々席を外します」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「少々席を外します」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「少々席を外します」について解説をします。

「少々席を外します」とは?意味

少しの間だけ別のところに行きます、わずかな間席を離れます、といった意味です。

「少々」には、分量や数量がわずかであるさまという意味があります。

わずかとは数値で表すとどれくらいという定義はありません。

「席」は、座る場所、集まりなどの場所のことです。

自分が座っている椅子などを指す場合もあれば、お酒の席など集まりの場所を指す場合もあります。

「外し」「外す」のことで、一時的に、あるいは途中である場所から離れたり、いなくなったりするという意味です。

「ます」は敬意を表す語です。

「少々席を外します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手がその場所から一時的に、あるいは途中で離れたり、いなくなったりするときに使用をします。

会議をしているとします。

会議中に電話がかかってきました。

その場で電話に出ると他の人たちの迷惑になるので、会議室から出て会話をすることにしました。

黙って会議室から出ていくと不審なので、一言断る必要があります。

そのときに使う言葉です。

その他にも、お酒の席から離れるとき、自分のデスクから離れるときなどにも用います。

「少々」は、わずかであることを意味します。

そのため、この言葉は数分ていど離れるときに使用をするものです。

数時間も離れるときには「少々」とはいいません。

席を離れるのが長時間に及ぶ場合は、○○時間、○○時までなど、具体的に伝えるとよいでしょう。

席から離れて戻ってきたときには、戻ったことを伝えます。

話し手のことを探している人がいるかもしれないので、黙って戻るのではなく、戻ったことを伝えるのが望ましいです。


「少々席を外します」を使った例文

・『○○のため少々席を外します』

「少々席を外します」の返答や返信例

何らかの理由があって、その場から離れる必要があるようです。

その人がその場からいなくなって支障がないなら、席を外すことに許可を与えます。

今その場からいなくなられてしまうと困るときには、少しの間その場にとどまってもらうとよいでしょう。

しかし、お手洗いの場合は、その場にいて欲しいときでも席を外させることが望ましいです。

我慢をさせると体によくありません。

その人がいなくなったために、話し合いなどが中断するということもあると思います。

戻ってきたら話し合いを再開しましょう。

まとめ

この言葉は、その場から一時的に離れるときに使用をします。

黙って離れてしまうと、不審に思われたり、用事があるときにどこに行ったのだろうとなるので、一言伝えてから離れるようにしましょう。