「先日はどうも」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「先日はどうも」とは?
「先日はどうも」は、最近お世話になった相手に再会した場合に使用できる言葉です。
「先日」とは、「過去の日」を示します。
これは、「昨日」のような具体的な指定方法ではありません。
比較的近いどこかの過去日付を抽象的に表現して、「先日」という言葉になるのです。
なお、「先日はどうも」とは、カジュアルな印象の挨拶になっています。
これは、「どうもありがとうございました」や「どうもお世話になりました」などの「どうも」の部分だけを使用して省略したものです。
そのため、カジュアルな印象が強くなるのです。
「先日はどうも」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先日はどうも」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先の相手に偶然街で出会ったとします。
その相手とは、先週会議で一緒になっていたのでした。
このような場合には、「先日はどうも」と述べるとよいでしょう。
これにより、比較的最近会った相手に対して、カジュアルな印象で挨拶を述べる事ができるのです。
この言葉を使用する際には、「どうも」の使い方に注意しましょう。
これは、カジュアルな印象が強い表現です。
目上の人に使う場合には、使用を避けるのが無難と言えます。
また、あえて使用する場合でも「どうもありがとうございました」のようにして、「どうも」単独で使用するのを避けるのが望ましいでしょう。
「先日はどうも」を使った例文
「先日はどうも」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を付け加えてアレンジしてみるのもよいでしょう。
・『先日はどうも』
・『先日はどうもありがとうございました』
・『先日はどうもお世話になりました』
「先日はどうも」の類語と敬語での言いかえ
「先日はどうも」の類語と敬語を解説していきます。
「先日はどうも」の類似表現
「先日はどうも」の類似表現には、「この間はどうも」があります。
「先日」と「この間」は、同じような抽象度で過去日付を指し示す事ができる、類似表現と言えるのです。
「先日はどうも」の敬語表現
「先日はどうも」を単独で敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で実現する必要があるのです。
たとえば、「先日はどうもありがとうございました」とすれば、丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「先日はどうも」は、最近お世話になった相手に再会した場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。