「めどを立ててください」という表現についての解説です。
「めどを立ててください」とは?意味
「めどを立ててください」は、ビジネスにおいては、将来の見通しを立ててくださいという意味です。
「めど」という部分が古来の日本語のことで大和言葉を意味し、この言葉を使用するという言葉ビジネスの席において博識であるということをアピールします。
ただ、「めどを立ててください」という言葉自体は大した意味ではなく、将来の見通しを立てるという意味なので深い意味がある言葉ではないです。
「めどを立ててください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「めどを立ててください」は、ビジネスにおいて相手側に見通しを立てろという意味で使用されます。
そのうえで、この表現は古来の大和言葉を使用しているので意味を理解している人から見れば博識に見える点がポイントです。
よって、注意すべく点はこの言葉、見通しがない場合は、「めどが立たない」という表現になるのでビジネスで見通しがない場合は、「めどが立たない」と表現するのが正しく、めどは、立つか立たないという表現のいずれかしか将来の見通しがどうあるかをささないので、注意して扱います。
「めどを立ててください」を使った例文
・『部長、会社の事業に関するめどを立ててください』
・『早急に新規事業に関するめどを立ててください』
「めどを立ててください」の返答や返信例
「めどを立ててください」の返事については、将来の見通しを立てろということについてどう返事をするかが答えです。
よって、「わかりました」とだけ答えて将来の見通しについて検討することを約束したり、「すでにめどが立っています」と報告して将来の見通しが立っていると公言するのも返事となります。
その際、絶対に見通しが立っていることを条件に「めどが立っています」というのが正しく、見通しが立ってないにもかかわらず、「めどが立っています」というのは失礼にあたるうえ嘘つきになるので注意しましょう。
まとめ
「めどを立ててください」は、ビジネスにおいて大和言葉という日本の古来の言葉を使用することで、博識であることをイメージ付けます。
ただ、この言葉自体は大した意味ではなく、将来の見通しを立ててくださいという意味になるのでビジネス向けの言葉ですがそれほど深い意味はなく、かつ、博識だというイメージもそれほど大きくつきません。
この言葉はあくまで普通に将来の見通しを立ててくださいというよりも博識に見えるように仕向ける言葉なので、それほど深い意味とか、深い考えのようなものがあるわけではなく、事実がどうであるかということを述べているにすぎないということです。