「このような機会をいただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「このような機会をいただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「このような機会をいただきありがとうございます」について解説をします。

「このような機会をいただきありがとうございます」とは?意味

このような場面やチャンスをもらってありがたい、といった意味です。

話し手にとって恩恵になるような機会をもらったことへの感謝の言葉です。

「このよう」には、こんなという意味があります。

話し手が当面している場面のさまを意味するものです。

「機会」はチャンス、物事をするのにちょうどよい時機という意味です。

「いただき」「いただく」を指し、「もらう」の謙譲語になります。

「もらう」には、頼んで自分のものとする、手に入れるという意味があります。

「ありがとうございます」はお礼の言葉です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語です。

「このような機会をいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手にとって望ましい機会をもらったときに使用をします。

採用試験の面接時、インターンシップ、昇進の声がかかったとき、会議のような話し合いの場を作ってくれたときなどに用います。

インターンシップに参加をすると、他の人たちから学んだり、普段扱うことのない機器に触れることができたりなど、さまざまなメリットがあります。

メリットを受けられることはありがたいことです。

そのありがたいという気持ちを表す際に、この言葉を用います。

話し合いの場を設けるためには、その場に参加する人たちの都合をあわせなければなりません。

わざわざ都合をあわせてくれたのは、ありがたいことです。

「いただき」「くださり」と表現することもあります。

「いただき」とした場合は間接的に感謝を伝えていることになり、「くださり」とした場合は直接感謝を伝えていることになります。


「このような機会をいただきありがとうございます」を使った例文

・『お忙しい中、このような機会をいただきありがとうございます』

「このような機会をいただきありがとうございます」の返答や返信例

どのような機会に対いて感謝を伝えているのかによって、返事の内容が変わります。

就職の面接の際は、この言葉自体に返答することは少なく、面接者に対して質問をしていきます。

インターンシップの場合は、これからのことに期待していることや、応援していることなどを伝えるとよいでしょう。

話し合いの場で述べられている場合は、その場を設けた目的を達成させるため、話し合いを進めていきます。

まとめ

この言葉は、話し手にとって恩恵となるような機会をもらったときに使用をします。

こういった言葉を使うことで、聞き手によい印象を残すことができます。